旬という贅沢 四季を楽しめる日本は幸せ
公開日:
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最終更新日:2017/02/03
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秋の旬の代表のさんま。
いつでも美味しいけど、旬の時期は特に美味しい
昨日は結構雨も強く長く降っていたました。
しかし久々にまとめて時間をとれたので、書類の整理をしてました。
ま~如何に断捨離できてないことか!!出てくる出てくる書類の山。いや山というより山脈になってる(笑)
そこで目にとまった書類(書類といっても新聞を切ったもので、新聞を読んで興味持った記事をきって取って
あるんです。で、たまに読みかえす。)があった。
それは、日本の文化についての記事だったんですね。それがなぜか目にとまった。
豊かな国日本 四季と日本列島
世界各国を見ても日本のように四季がはっきりして国は珍しく、そして南北に長く気候も亜熱帯から亜寒帯まで
あり、かつ海に覆われ日本列島自体は森林が豊富にある。(世界で6位の森林資源国です)
そんなこともあり、地域ごとさらに四季折々ならでは文化が育つ要素が揃っているんですね。
特に食文化であれば、「旬」
お寿司のネタにも旬があり、家庭の中にもそれはある。そして旬を味わう幸せを国民は当たり前のように
思っている。凄い贅沢な環境が実はこの国にはある。
こんなことを言っているのは、イギリス人記者の方です。
言われてみれば、そのとうりですね。
やっぱり秋のさんまは美味しいし、冬になればブリやフグそして鍋料理・・・沢山あります。
厳しい気候の中の文化とはまた違い、自然を生かす、ある意味自然への敬意というものさえ感じてしまう、
料理の方法。
ま、うんちくはともかく日本の料理は美味しいですね。
そして四季折々の風景も日本の楽しみの一つでもある。
木に関していえば、日本に生えている木の種類の豊富さは実は世界でも有数な多さでもあるんですね。
北欧などになると国内で3種類しかない。という国もあり種類が多いほうが珍しいくらい。
土地にも恵まれているんですね~。
日本の文化も大好きですが、直接的に「旬」という贅沢を味わえるのは日本ならでは
こよなく愛しています。
日本では晩御飯をお母さんがつくって「ご飯できたよ」と呼びかける。
そして日本では、ご飯を頂くときに「頂きます」という。
どちらにも主語はありません。
お母さんはお米を作ったわけでも、魚をつくったわけでもない。お米も魚も天の恵みですね。
そして、お米をつくる農家の方、魚をとる漁師さん、そして販売してるスーパー・・・
沢山の方々をとうして、ようやくご飯ができるわけです。
そしてその方々への感謝の念が知らず知らずにあると思うんです。
だから、「主語」がない。自分がごはん作ったという事ではないわけですね。
そして食べるほうも、頂きます!といって食べる。
頂きますって誰にいっているんでしょうか?それは、やはりご飯を創ったお母さんだけじゃなくて
お米、おさかな・・・それを取り巻く人やモノごとすべてに感謝しているから
「主語」がない。
一人だけとか特定できませんからね。
日本は八百万の神々という、すべてに神が宿るというかんがえがある。そしてその感謝の想い
があり、特定する「主語」というのも少ないのではないか・・・と思います。
実はこの八百万の神々という考え、意外かもしれませんが、
欧州でも実によく通じる考えだということを聞き驚いたと同時にうれしかったですね。
そしてイギリス人記者もこの考えもしり、なぜ日本がそのような文化になったのか・・と研究されて
いるんですね。そして四季という気候や海に囲まれ森林豊からこの風土があったから文化ができたのだ・・
と言っていますが捉え方は人それぞれです。
私は素直に日本が好きだし単純に「旬」を楽しめることの幸せを感じられれば、いいなって思います。
急に秋の様子になってきましたね。
暫し秋の「旬」を楽しみたいと思います。
石川博信
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