稲盛和夫氏の言葉 情熱と意志
公開日:
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最終更新日:2017/04/26
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京セラ創業者にしてJALの再建でも手腕を振るった稲盛和夫氏
示唆に富む言葉には学ぶべきことも多い。
稲盛氏が語っている言葉で仕事(志事)への取組みについて語っています。
志事をはじめようと、夢や希望もあり事業家が現実に一歩を踏み出す。
そんな時への稲盛氏の言葉
「予期しなかった多くの難問、難題が出てくることでしょう。
それを成功させるためには、
自分自身を信じ、強烈な願望を抱いて目標を追い続けなければな
らないのです。そうすれば、夢を実現させることができると、
私は信じています。勝算を問われた時、答えに窮するかもしれませんが、
それはどうでも良いことです。創造の世界を司るのは、
統計数字ではなく、それを創り出す人間の情熱と意志なのです。
日本の明治維新でも、またどんな革命でもそうですが、
情熱だけが新しい時代を開くことができるのです」
多くの事業を手掛け実際に、このような場面にも数知れず当たり、
おそらくこのような考え、行動で稲盛氏は仕事で成功を収めてきたのだと思う。
京セラから始まり第二電電(KDDI)という畑違いの事業も行い成功させ
更に、JALの再建でも辣腕をふるい成功させた稲盛和夫氏はある意味伝説的な
方に生きながらにしてなっています。日本でもそうですが、中国など海外でも
氏の経営哲学には心酔者が多いそうです。それはやはり、人として社会としての
ある意味「真理」というものが経営に入っており、且つ、具体的な経営のポイントも
しっかりしているからだろうと思うんですね。
情熱、意志
これがどれほど大事か?稲盛氏に限らず多くの偉人たちが語っています。
そして成功の法則になると
成功(人生の方程式)=考え方×熱意×能力
といっています。
ここでは、掛け算だけら、マイナスの考えがあったり、熱意がなかったりすると結果は
大きなマイナスになってしまいます。能力でいえば、健康であったり、知能や運動神経が
ここにあたり、親や天からあたえられてものと言っていい能力のことで誰しも持っているものです。
考え方によりますが、全てがプラスであれば大きなプラスになる。
マイナスが一つでもあると、マイナスになってしまう。
少しでもプラスがあり、もっというと二つ大きなプラスがあると凄いことで
三つともプラスがあると最高といっていい結果になるということです。
この中でも、重要なことは
「考え方」と「熱意」といっています。
志事を進めるときに心に留めておきたい言葉です。
先日のブログでも紹介しましたが、仕事には「スピードが大事」ということを伝えました。
そのスピードも志事をやり遂げる情熱と意志があってのこと。
折角やるなら、情熱、意志を持って進みたいと思います。
そうでないと折角の事業であり、シゴトでも勿体ないですよね。
どうせやるなら、意義あることをしたいのは誰しも同じではないかと思う。
心にとめて進めて行きたいと思います。

石川博信

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