AIスピーカーが変える読書環境
AIスピーカーが暮らしを変え始めた
最近AIスピーカーが話題になっていますね。最近でもないかな?日本では、Google、LINE、Amazonのスピーカーが発売されています。そもそもAIスピーカーは、普通のスピーカーと何が違うのだろうと思い、いろいろ検索してみました。
Googleのスピーカー「Google Home」は、Google Assistanceと呼ばれるAIが搭載されており、音楽を再生するスピーカーとしての機能のほか、音声操作で天気予報やニュースの再生、スケジュールの確認、翻訳、言葉の検索などが可能なんですね。Googlですから当然検索に強いのも特長で、Googleマップのように経路情報・渋滞情報・店の場所や行き方を精度良く検索することができます。またGoogle Play Musicを使うことで、自分の持っている曲を5万曲までアップロードして、グーグルホームの音楽再生機能で自分の持っている曲を再生することもできます。
LineはAIプラットフォームClova(クローバ)を搭載して、Lineアプリとメッセージのやり取りが可能。それとLineの音声通話機能で電話をかけられるということで、さらに固定電話の必要性がなくなっていきそう。
そして、Amazon Echo。Amazon Echoは北米で最大のシェアを持つスマートスピーカーで、人工知能Alexaを搭載しています。このスピーカーはAmazonが提供しているだけあって、Amazonでの買い物や、Amazon Music Unlimitedなど、Amazonの様々なサービスとの連携が可能。スピーカーに話しかけるだけで、Amazonの注文もできてしまう。もはやスピーカーというより、お手伝いさんがいる感じ?さらに、Amazon Echoでは今年の2月から、Amazonで販売している電子書籍の朗読も可能になりました。文庫等文字物が対象で、漫画はまだ無理とのこと。
本を聴く時代に
”本は「朗読」で聴こう”と謳う「audible」というアプリがありますが、Amazon Echoもまさにこの本を聴くというサービスですね。本をじっくり読むという人もいると思いますが、なかなかその時間が取れないということもあるでしょう。例えば車での長時間通勤や、家事をしながら、農作業の最中に本を聴くことが出来たら便利ですよね?また、視覚障がいのある人についても、本を聴くというサービスがあれば、読書へのハードルを下げることができるのではないかと思います。
ただ、あまり本を聴いてばかりだと、文字を読む力が育ちにくくなるのでは?と考えてしまいます。文字を覚える機会も損なわれるのではないだろうか?とも。その点で、便利なツールは次々と開発されていますが、本や新聞を「読む」という習慣も残していきたいと思いますね。新しいものを拒否することなく、古い習慣を否定するでもなく、双方の特長をいいとこ取りして、新たな読書環境をつくっていけたらいいですね。
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