本は「書く」から「配信する」へ?
意外に使えるAppleTV
AppleのAppleTV知ってます?
その名の通り、Appleが出しているTVと接続するデバイスです。でもこれTVが見られるわけじゃない。TVでコンテンツが見られたり、TVにコンテンツを写しだしたり、TVを使った面白デバイスです。
何ができるか参考までに。
AppleTV単体だと、
・YouTube での動画再生
・iCloud に保存された写真の閲覧
・iTunes Store の映画コンテンツの購入
・再生 ・Podcast、ネットラジオの再生
AppleTVとiPhone、Macでできることだと、
・写真、動画、音楽などのコンテンツの再生
・Apple TVのリモコン操作
・ゲームなど、iOS画面のミラーリング
・AirPlay による iTunes 内のコンテンツ再生
ざっとこんな感じ。僕はもっぱら大画面で映画を観るか、オンデマンドアプリのサッカーを観ています。iPadよりTVで見る方が逆サイドの選手の動きとかが見やすい。あとはこの前の東京ビックサイトで、モニターとつないでアプリの動作を見せたりしました。AppleTVは結構使えるデバイスなんですよ。
AppleTVで絵本が読める!?(画像はApple社webサイトより)
で、そのAppleTV向けに、米Appleさんが電子書籍ビューワアプリの「iBooks StoryTime」を公開したそうです。AppleTV向けの電子書籍ビューワアプリって何ができるの?と思って見たら、「iBooks StoryTime」は児童書読み聞かせ専用らしい。音読データを再生しながら大画面を使ってページをめくっていく設計だそうで。TVの画面がページのようにめくれるって面白いかもね。で、Siriを搭載した専用リモコン「Siri Remote」で、ページめくりを指示することも可能なんですって。
https://support.apple.com/ja-jp/HT205930
まずは米国のみでのスタートだけど、アプリ自体は既に日本語を含め、英語以外の主要各言語にも対応済みらしいです。もうすぐ日本でも見られそうですね。
それにしてもTVで絵本を読むって新しい発想ですね。TVはTV局がつくるコンテンツを見るものから、DVDを見るものになり、ネットを見るものになり、YouTubeを見るものになり、いま本を読むものになろうとしている。読みやすいかどうかは別として(小説とか読みづらいだろうな…)何かと何かをくっつけて新しい価値を生み出してみるって面白いと思う。もうこうなると、出版っていうよりコンテンツ配信だね。
これからますます「本」の在り方が変わっていくと思う。本を書くというより本を配信する感じ?
そして市場は世界になる。「昨日本を配信したよ、アフリカに」なんて日は、もうすぐそこに来ていると思うな。さあ、面白くなってきた♪
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