旅のお供に電子書籍
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電子書籍
また台風が来ていますね。今年は上陸する台風が多い気がするなぁ。実際どうなんでしょ?行楽の秋と言いますが、秋になって秋晴れの素晴らしい天気ってまだ無いですよね?今週末も連休があるからどこかにお出かけになる人もいるでしょうね。晴れるといいですねぇ。
みなさん行楽地に行く時って交通機関は何を使います?飛行機、新幹線、バス、自家用車、いろいろありますね。僕は新幹線が好きなので、新幹線で行けるとことはなるべく新幹線を使います。新幹線や特急に乗ると、座席の後ろのポケットに旅のガイド誌みたいなものが入っている場合がありますよね。旅の情報やグッズなんかが載っているアレです。あれとか電子書籍にして、乗客が無料でダウンロードできたらいいね、なんて以前社内で話をしていたことがあります。
どうやら、南アフリカではそれが実現されているみたいですよ。
米国の「The Digital Reader」によると、デンマークの電子教科書ベンチャーBookBoon社が、南アフリカ共和国の鉄道会社Gautrainと提携して、電車内での電子書籍無料ダウンロードサービスを開始したそうです。BookBoon社は、もともと広告モデルでPDF形式の無料電子教科書を出版するベンチャーだそうで、ヨーロッパ圏ではすでに準大手の電子教科書配信サイトだとのこと。電車内での無料ダウンロードの前に、BookBoon社は南アフリカ国内の学校向けですでに電子書籍・電子教科書を100万ダウンロードを達成していて、その実績がGautrain社に評価されたようです。
The Digital Reader「Bookboon Brings Free eBooks to South African Commuters」
以前のブログでニューヨークの地下鉄のことを書きましたが、鉄道での電子書籍無料ダウンロードサービスが増えていますね。今やWi-Fiのネットーワークも充実していますから、鉄道でできるならば、飛行機でも船でもいけますね。
交通機関で電子書籍が無料で読めるだけでも嬉しいことだけど、電子書籍を読みながら買い物ができたらもっといいと思う。ウェブサイトやアプリでもいいけど、情報がまとまった本の方が物を選びやすい人もいますからね。電子書籍なら紙の本と違って、ネットに繋げてアクションすることができる。ここでうちのカートブック機能を役立てられると思うな。前述の旅のガイドなんてぴったりだと思う。
日本国内では一次ブームが去った感がある電子書籍ですが、世界はどんどん電子書籍が活用されている。また日本だけガラパゴス化しないように、便利な使い方を提案していかないと!
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