標準化しつつあるオンライン見学会
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SNSの活用
最近僕たちが運営する住宅情報サイトハウジングバザールで、インスタライブを配信しています。コラムを書いてくれている方をゲストに迎えて、お仕事こと、役立つ情報をお話し頂いています。思った以上のフォロワーさんが見てくれて、リアルタイムでコメントをくれる方もいます。単独でのライブも、ゲストを呼んでの配信も結構簡単に出来ちゃうんですね。今後は、建築会社のみなさんや住宅関連事業者の方をゲストにお呼びして、家づくりのことをいろいろ聞いていく予定です。
気軽に配信、気軽に参加
インスタを見ていると、ライブ配信をしている人がどんどん増えていますね。特に目立つのが住宅建築会社さん。住宅建築会社とインスタライブはかなり相性がいい。では、ライブで何を配信しているか?ほとんどの会社さんが見学会を開催しています。完成したお住まいや、施行中の現場を案内するんですね。これまでは実際にお客さんがその場所に足を運び、建物を見ながら説明を聞いたり、施主さんと話をしたりしていたのですが、それをオンラインで行なっています。
オンライン見学会?そんなの見にくるの?って思うかもしれませんね。
でも、これが来るんです!
どんな風に開催しているかというと、インスタグラムのライブ配信機能を使って、モデルハウスや展示場からリアルタイムで動画を配信し、閲覧するユーザーは家に居ながらにしてライブを閲覧します。バーチャルな感じですね。ユーザーは自分が案内されている感覚で見ることができます。
ライブ配信中は、コメント機能を使って即時でユーザーとやりとりも可能です。
「素材は選べますか」といった質問や「ドアを開けてみて下さい」などのご要望に応えられるので、リアルな見学会と遜色のないコミュニケーションも取れます。また、写真や文章だけでは伝わりにくい、スタッフの人柄や会社の雰囲気も伝えることができるため、問い合わせや商談に繋げやすいということもあります。
オンラインの見学会であれば、遠方のお客様や来場を躊躇している方なども気軽に参加することができるので、コロナ禍による自粛期間だけでなく、今後はオンラインがスタンダードになるかもしれませんね。いや、もうなりつつあります。建築業界だけでなく、小売、自動車、教育、イベント関連など様々業種業態で益々オンライン化が進むでしょうね。
バーチャルな世界でも満足できる工夫が必要
先日とあるスタディツアーを企画している会社が、オンラインでのツアーを行なっていました。スタディーツアーと言うと、実際に現地に訪れて、見て、聞いて、触れて、体験することが醍醐味なわけですが、参加した人たちからは軒並みの高評価が付けられていましたね。動画と画像を駆使して、イメージが広がりやすい演出が施され、バーチャルの世界で実際に旅をしているような気持ちになれる工夫がなされていました。そして料金はほぼ無料に近い額。海外ともなると、スケジュールや料金によってなかなか行けないという人もいるでしょうから、こういったオンラインのスタディツアーも今後増えていくのではないでしょうか。
デバイスとツールの普及によって、急速に拡大するライブビジネス。出版業界もデジタル化が徐々に広まっていますが、今後はライブビジネスの波が来るかもしれませんね。
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