ライブ配信時代到来!本のPRを考える
ショートムービー市場戦国時代突入か?
米国がショートムービー共有アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業買収の動きに揺れるなか、インスタグラムが新機能をリリースしました。こちらもショートムービーを作成する「リール」。
リールは最大15秒で音楽や音声に合わせた動画を作成、投稿できる機能。機能的にはTikTokが提供しているサービスとほぼ同じですね。先行きが不透明になってきたTikTokに代わってリールがショートムービーのトップになれるか注目です。これまでInstagramでは、通常の投稿である「フィード投稿」、24時間で消えるショートムービーの「ストーリーズ」、ロングムービーの「IGTV」といった機能がありました。みなさん使っていますか?
インスタ映えしない写真は載せにくいイメージがありますが、実はインスタグラム利用者の約70%がストーリーズを活用しています。ストーリーズは24時間で消えるので、気兼ねなく写真やムービーを載せることができるんですね。ストーリーズとリールは何が違うのか?最大の違いは「作り込めるかどうか」ライブ機能もあるストーリーズは撮ってすぐ投稿する使い方がメインで、あらかじめ企画構成を立てて作成する動画には不向きでした。そこで、同じ「最大15秒のムービー」でも、作り込める動画ツールを用意したというわけです。
提供されている楽曲やオリジナル音源の設定、カメラのエフェクトや動画の再生速度を指定しての撮影、複数のクリップを繋げたり、スマホに保存している動画の加工も可能です。あまり関係ない話と思いますか?実はこれ、とっても重要な話です。これからインスタグラム活用をするにあたり、動画やライブ配信がカギになるということです。
著者が自らライブでPRする時代
インスタグラムは見栄えのいい写真を投稿するだけじゃ足りないんです。面白くて役立つ動画やライブ配信を求めるユーザーがこれからどんどん増えていくんです。とはいえ、まだまだ動画、ライブ配信は正解が見えていない状況です。これまで本は製本されて書店に並べられたものを読者に読んでもらうというだけでした。しかしながら、今や書評をまとめたサイトやアプリがあったり、本の内容をまとめてYouTuberが解説したり、著者自身が対談形式でインタビューを受けて、著書のあらすじやポイントを話したりと、一冊の本を元に様々なかたちで読者にアプローチされるようになりました。
今後は本のプロモーション方法は大きく変わっていくでしょうし、国内のみならず海外への発信へシフトしていくと予想されます。大御所の作家さんはさておき、今後本を出していこうと考えている方は是非、SNSとデジタルデバイスの活用を検討して頂きたいと思います。著者が自ら顔を出して、どんどんライブで発信するのが当たり前の時代がすぐそこまで来ています。やり方がわからない、SNSが苦手、ライブで何を話せばいいかわからない、そんなことを言っていられない環境が整ってきました。もしお困りの場合はお気軽にご相談下さい。
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