情報収集の主流は動画へ
YouTubeとInstagramのいいとこ取り
最近TikTokがなにかと話題ですね。
このショートムービー共有アプリについて、多くの人はテレビなどのメディアの情報から、「若者が踊ったりふざけたりしている動画をアップするもの」といった認識を持っているのではないでしょうか?でもそれはTikTokの数ある側面のうちのひとつでしかないんですね。多くの若いユーザーは動画を見て楽しむだけじゃない。では、TikTokは何を見るためのツールなのでしょう?これまでInstagramで見ていたようなグルメ・美容・ライフハック・教養などのコンテンツを、代わりにチェックするツールとして使用されています。
まだまだ人気のInstagramですが、TikTokにトレンドチェックのツールが移りつつるといいます。現在のTikTokにおけるこれらの情報動画は、音声で説明が加えられていたり、文字が入っていたりと、これまでのTikTokを使った動画の作り方とは違ったものになっています。TikTokの動画は、ひとつが短いため気軽に視聴ができるうえ、より多くの情報を仕入れることができます。Instagramのようにハッシュタグで検索することなく、「おすすめ」で提案される動画をスライドし、テレビをザッピングするような感覚で、短時間で簡単に、たくさんの動画を見ることができるんですね。タイムラインを追いかけるInstagramよりも情報収集が簡単で、面白い。TikTokは、動画のYouTubeと写真のInstagramのいいとこ取りアプリといった立ち位置なんですね。
年齢を問わず情報収集に動画を活用
いま多くの人が動画から情報を得ています。TikTok、YouTubeをはじめ、Facebookやtwitter、Instagram、LINEなど、様々なSNSのプラットフォームで動画配信ができるようになっています。動画だけではなくライブ配信も可能になり、TVの生放送を見るようにスマホ片手にライブを見ている人がたくさんいます。それは若年層だけでなく、実はシニアも動画から情報を得ているんですね。マーケティングリサーチ会社のアスマークが、シニア層のSNS利用に関する調査結果を発表しました。「Twitter」「Instagram」「Facebook」「YouTube」を利用する50~70代男女600人から回答を得ています。
各サービスについて「どのような目的で利用していますか」と複数回答で聞くと、「自分の好きなジャンルの情報を得るため」でTwitter・Instagram・Facebookが26%以下なのに対しYouTubeは50%、「暇つぶし」で29%以下なのに対しYouTubeは40%、「気になる商品・サービスなどの情報を得るため」で15%以下なのに対しYouTubeは19%となるなど、「気になる・好きな情報の収集」にYouTubeを利用している傾向が見られた。年齢別で見ると、70代で「YouTubeで情報収集をする」という人が突出していました。
この結果からも分かるように、年齢に関わらず動画の閲覧はどんどん拡大しているんですね。皆さんはどうですか?文章や画像よりも動画で情報を見ること多くないですか?そうなると、やはり動画で情報配信した方がいいということになりますが、やみくもに動画を撮って公開してもそうそう簡単に見てもらえるわけではありません。見せ方、広めかた、伝え方をしっかり考えておく必要があります。
伝え方で結果は変わる。
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