外出自粛の今だからメルマガで関係をつくる
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在宅時間が多いからこそ普段見ないものを見る
イベントの自粛が続く中、顧客や名簿客との接点を持つのに苦労している社長さんの声をよく耳にします。新型コロナウイルス感染拡大はまだまだ広がりを見せていて、先行きが不透明ないま、皆さんはどのようにして名簿客と繋がっていますか?
繋がりを持つためのツールはいろいろあります。電話、ニューズレター、メール、SNS、掲示板、チャットなどなど。繋がろうと思えば、手段は事欠きません。でも、現在のような特別な状況の場合、使うツールによっては迷惑がるお客さんもいるでしょう。電話は相手の時間を突然奪うもの。嫌がる人も多くいますよね。ニューズレターはとてもいいものですが、月に何度も送れるものではありません。SNSは相手もやっていて繋がっていれば効果絶大ですが、繋がりがないと難しい。そこで、効果を発揮するのがメールです。
ただのメールではなくメルマガ、それも役立つ情報を載せたメルマガです。メルマガを配信していない方は、役立つ情報って何?って思うかもしれません。でも、決して難しいことではないんです。見学会や商談でいつもお客さんにお話ししていることを、メールに認めるだけです。もちろん、お客様にとって既知の内容もあるでしょう。それでも、改めて認識したり、初めて知る知識もあるはずです。もうずっとメルマガ配信しているよという方もいらっしゃるでしょう。素晴らしいことだと思います。それこそ、緩やかでありながら固い絆がお客さんとの間に培われていると思います。
メルマガ配信の効果
さて、じゃあメルマガを配信することで、どういった効果が見込めるのか?大きくは3つ。
1.接触時間の増加
人は接触時間が多いものや、人を好きになりやすいとわれていますね。定期的なメルマガ配信は、お客さんとの接触時間を増やすことになります。メルマガの内容にはもちろん、発信者にも好感を持ってもらいやすくなります。時間をかけて好感度と信頼度を高めることで、紹介する商品やサービスのことも信頼してもらえるようになるでしょう。そこから優良な見込み客を創出できます。
2.露出と好感度の向上
メルマガ配信を定期的にすることで、お客さんの目に触れる機会が増えます。すると、いつの間にか、その商品やサービス、会社をよく知っているような気になるのです。メルマガは、広告と比べてより多くの詳細な情報を伝えることができます。つまり、自社のサービスや商品の認知度を効果的に高められるのです。
3.高いコンバーション率
実はメルマガ配信は成果につながりやすいもの。なぜか?メルマガは他の広告と比較しても、お客さんとの時間的・心理的距離が近くなります。広告を出す場合、出稿からお客さんの目に触れるまで時間がかかります。一方メルマガは、配信しようと思ったらすぐに作成し配信できます。急なイベントやキャンペーンへでも、機会を逃しません。
メルマガを読みやすくする構成6つのポイント
しかしながら、ただメルマガを作って発信しているだけだとなかなか効果が上がりません。そこで大事なのが「構成」です。文章を書く上でとても重要な骨組みですね。よく使われているテキスト形式のメルマガの本文は、6つの要素で構成されています。
1.ヘッダー
メルマガを開いた際に一番上に来る部分のこと。メルマガの名前や配信日、vol.〇〇などの情報を、記号や装飾文字で囲んだものが多いですね。
2.リード
導入部分のこと。本題に入る前に、季節の話などの挨拶を入れ、今回のメルマガがどんな内容なのかについて軽く触れます。あまりダラダラ書くのはNGです。
3.目次
メルマガの内容を箇条書きで簡潔に書きます。目次があると、気になった部分だけを短時間で読むことができますので、忙しい人にも重宝されます。
4.記事
テーマは基本的に1つで十分ですが、複数のコンテンツを盛り込む場合は、より重要なコンテンツを上に配して、閲覧率を高めます。
5.あとがき
記事のまとめ、読者へのお礼、締めの挨拶を書きます。
6.フッター
ここが結構大事。発行元の情報やウェブサイトのURL、問い合わせ先、メルマガの解除方法などは最低限入れます。ヘッダーと同じくテンプレートを使用して、毎回同じ内容で書くといいですね。そしてPRや広告として、サービスや商品の紹介ページへのリンクを付けましょう。
こういった構成をしっかり考えて作られたメルマガは、読み手によっても読みやすく、役立つものになります。それと、記事は「起承転結」よりも「序・破・急」の展開をおススメします。例えるなら映画の予告編のような流れですね。これまでもメルマガを配信していた皆さんも、もう一度メルマガの構成を確認してみて下さいね。
最後に、一方的にメルマガを配信していてもなかなかお客さんの動きって見えませんよね?例えば「お客さんがどこに興味を持ったのか?」「サイトやSNSにアクセスしてくれているのか?」など。せっかくメルマガを配信するなら、そういった結果の部分もよく分析した方がいいですね。発信しっぱなしにならないことがとても重要です。そのためには、メルマガに仕込んだリンクを、誰がいくつくらいクリックしたのかが分かる機能を使ってみて下さい。そうするとこで、これまでのメルマガでは見えなかった読者の動きが分かるようになり、より関係を深める一助になるはずです。
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