電子書籍 × 動画でわかる『技術・技能伝承法』
ものづくりの現場が抱える課題を解決
製造業と中心として、今の日本が抱える課題に「人材不足」がある。問題が顕在化する中、強い現場力の維持・向上が急務となっている。人材確保は「現場力」の維持・強化を図る上での最も大きな課題であり、現在は定年延長等によるベテラン人材の活用の取組が中心となっているが、今後はITやロボット等を活用した合理化・省力化に取組の重点が移ることが見込まれている。果たしてそれだけで解決できるだろうか?少子高齢化が急速に進む中で、ロボットの開発・活用だけでは賄えない部分も出てくるだろう。技能・技術を伝承するための「人」と「仕組み」を体系的に構築し、製造業全体が課題に取り組んでいく必要がある。
そんな現場の課題解決に尽力している人物がいる。QCD革新研究所の中村茂弘氏だ。
中村氏は、昭和45年~平成2年3月まで日立金属株式会社にて新製品開発の担当、IE/QC/VE/JIT/CIMなど改善・管理技法を駆使した各種プロジェクトの指導・担当、日立グループIE研修講師を歴任され、米国AAP St-Mary社に3年赴任した経験を持つ。その後、一般社団法人日本能率協会の専任講師となり、TP賞審査委員を担当開始。(有)QCD革新研究所 代表取締役となり、現在はQCD革新研究所 所長として、10年に渡り米国・英国・ドイツ、フランス、デンマーク、韓国・シンガポール、ソ連など、海外企業直接指導を行い、国内大手企業の収益増強対策、新製品開発、営業強化指導、不良・クレームゼロ対策指導(研究会幹事)、リサイクル対策研究会幹事、チームマネジメント研究会幹事などのコンサルティングをされている。
電子書籍と動画でわかるスマートブックス
そんな中村氏が、今後の日本企業の発展に対する重大課題である、少子高齢化問題と製造業の人材不足について、対策の参考となる書を出版された。『技術・技能伝承法』称された本書では、製造業を中心に、JMA技術・技能伝承対策研究会による調査~研究内容と共に、実践効果を得てきた方式が整理されている。また、この書はポイントが少ページでまとめられており、さらに各部分を深掘りしたい場合は、連携した約5分ほどの動画で学ぶことができる。文章だけでは分かりづらい点、より深く知ってもらいたい点を、動画を使って解説している。
オモイカネブックスでは、「スマートブックス」として本書のような、少ページ数でありながらWebや動画と連携した作品を、今後幅広く扱っていきたいと考えている。ネット上に数多ある情報から、何を取り入れて実践すればいいのか、迷う方もいるのではないだろうか?その際、その道の先駆者であり、経験が豊富な人物が、エビデンスの取れた内容をまとめてくれていて、それがスマートフォンなどでカンタンに読めると、非常に便利ではないかと思う。
中村氏は「良き師に得ざれば学ぶにしかず」という道元禅師の教えを念頭に、以下の要点を以って実務支援、指導にあたっているという。
1.実務テーマとアウトプットを事前にご相談、設定後に改善指導に入る。
2.アウトプットと適用手法を決め、短期、プロジェクト方式で行う。
3.フォロー(成果)のない研修は行わない。(研修内容は波及・定着を配慮願う。)
製造業、ものづくりの現場で課題を抱えている経営者の方、研修担当の方は、まずはebookを読んで頂きたい。そのうえで映像もご覧になりながら、体系的に実務研修や指導を望む場合は、中村氏に直接連絡を取ってみて頂きたいと思う。
電子書籍 × 動画でわかる『技術・技能伝承法』
https://www.amazon.co.jp/dp/B07SR65GTH
QCD革新研究所
http://qcd.jp
映像方式で改善手法を、安価、かつ、短期間に身に着けるのOnDeCoシリーズ
http://qcd.jp/ondeco/
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