プリントオンデマンドで本を出版しよう
現在山形県高畠町で活躍中の外薗さん。強い志とパッションを持って、地域創生のため様々な取り組みを行っていらっしゃいます。そんな外薗さんの原点とも言える、アフリカウガンダでの活動を描いた処女作『国境を越えたサムライ先生』(オモイカネブックス)が、ペーパーバックでもご覧頂けるようになりました。
小学校時代から野球を続け、高校までエースで四番だった著者が、ケガで甲子園出場をあきらめることになり、大学進学後野球部に入るものの、自らのピークは越えていて思うように活躍ができなかったという、挫折体験から物語はスタートする。大学卒業後、開発途上国と呼ばれる国々を旅して目の当たりにした「格差」の現実。そんな状況下でも子どもたちが見せる「澄んだ笑顔」を見て、「教育で格差をなくす」という思いが芽生えるのだった。そして、青年海外協力隊で赴任することとなったアフリカの地で、生徒たちに野球を教えることになる。
野球を知らない、整列も挨拶も、そしてグラウンドの掃除も出来ない生徒たちに、「身を美しくする」日本式の「躾」によって、生活習慣の改善を促していく。最初はぎこちなく、まとまりがなかった生徒たちだったが、日々少しずつ変化を見せるようになり、2年の赴任期間中に、時間や約束を守る、掃除や整理整頓、そして礼儀・挨拶もしっかりとできるようになり、チームワークと自信を身に付け、学校のリーダーに成長していった。 彼らの活躍により、ゴミや落書きなど学校内の荒みがなくなった。
そして、野球ではアフリカの強豪校にまで上り詰めた生徒達は、オールアフリカ大学オリンピックのオープニングイベントで中心的な存在として活躍し、会場全体が感動に包まれるパフォーマンスを披露するまでに成長した。
外薗さんの原点から、現在の活動を支える根幹がわかる一冊です。
これまで電子書籍のみで販売していた本書ですが、kindleストアでペーパーバック版の販売をスタートしました。一冊でも複数冊でも購入可能なプリントオンデマンド方式です。紙の本を出版する際、著者を一番悩ませるのが売れなかった在庫が大量に戻ってくるケース、そして絶版。プリントオンデマンドの場合、品切れも絶版もありません。そして、欲しいその時に印刷された本が買える。もちろん電子でも。
装丁にこだわり、紙にこだわり、ハードカバーで本を出したいという人には不向きかもしれませんが、本のカタチにしてどんどん世に発信していきたいという人にはオススメの方法です。僕たちはこの電子と紙のハイブリット出版を進めていきます。
電子書籍は読まないという皆さん、是非外薗さんのアフリカを舞台にした活躍の物語をご覧になってみて下さい。
ご購入はこちらから↓↓↓
https://www.amazon.co.jp/dp/B07459PTDF
関連記事
-
教育の場をオンラインに見出す
2020/08/01 |
青森県おいらせ町をご存知ですか? 人口は25,259 人。平成18年3月に百石町と下田町の二町が合...
-
電子書籍利用者5000人超に聞いたみた意識調査
2020/06/19 |
BookLiveは12日、運営する総合電子書籍ストア「BookLive!」の会員を対象に「電子書籍に...
-
出版不況と出版社倒産 その時著者の作品はどうなるのか?
2017/10/22 |
信用調査会社の東京商工リサーチによると、東京都新宿区に本拠を置く出版社の...
-
本をDIYする!ZINEが生み出すオリジナルブックの世界
2018/08/29 |
自由とデザイン性を手に入れた自費出版 先日根津にある谷中ひるねこBOOKSという本屋さんに行ってき...
- PREV
- デジタルの力を「不」の解消に生かす
- NEXT
- 絵本も紙と電子を使い分けて