人の物語を世界へ、そして未来へ
先日起業家シェアハウスってところに行ってきましたよ。
その名の通り、起業を目指す人や起業した人、そして日本で企業を考えている外国人のみなさんが共同生活しているシェアハウス。共同生活と言っても、元々が社員寮だった建物なので、部屋は完全に分かれていて、リビングを通って各部屋に行くという一戸建てシェアハウスとは異なるもの。基本的には別々の生活をしながら、食事の時や団欒の際に共同スペースで語らったりもできます。定期的セミナーや勉強会が開催されるので、居住者は無料で参加できるようですよ。年齢も性別も国籍もバラバラ、でも目指すことや想いが一致した人たちが済むという面白いコンセプトのシェアハウスなんですね。
株式会社彩ファクトリーさんが運営しているんですが、この起業家シェアハウスの他にも、シングルマザーのための子育て支援シェアハウスや、外国人と日本人が自然な国際交流を楽しむための国際交流シェアハウス、英語ばっかり話す英語漬けシェアハウスなんてのもあります。面白いなぁ。こういう同じことを目指す、同じ境遇の人たちが共に生活するというのは、とてもいい刺激になるんだろうな。
ここで、1/7に起業家向けに開催された「志を原動力にする体感ワークショップ」に参加してきたんです。
講師は、これまで経営者・ビジネスマン1000名以上に提供し、志プログラムを受けて売上が倍増した経営者多数の一般社団法人志教育プロジェクトの外薗事務局長です。外薗さんは、今月ボクたちオモイカネブックスから電子書籍を出版してくれます。その紹介を兼ねてボクは参加したんですね。
セミナーの概要は、、、
普段認識しづらい自身の深層心理と向き合い「本当の幸せをつかむあり方」をワークを通して体感することのできる体験型ワークショップ。特殊な言語と質問を使い、対面ワーク形式で互いに思いを磨き合います。日本文化に根ざした内観と場観を繰り返し、心の奥底にある本当の思いに気付き合う体験型ワーク。思いをかたちに(言語化)し、人生の方向性を明確にするヒントが得られます。
「なんのために生きるのか?」
「なんのためにその職種で働くのか?」
「なんのために勉強するのか?」
たった3つのこれらの究極の問いの解を自分の言葉でもつこと。つまり、人生の統合(分断→つながり=回路をつくる)をすることが生涯のあなたの生命活動をパワフルに成し遂げるための必須条件となります。結果的に、持続的な情熱(いきがいとやりがい)や健康促進にもつながります。
というものです。ちょっと深そうでしょ?はい、とっても深いんです!
ペアとなった相手との対話を通して、自分とも対話をしていく。深いところに在る自分を引き出していくんですね。結構パワーがいることなんですよ。ボクの独りで自分と対話をしていました。セミナーを側から見ていて思ったのは、「答えが自分の中にある」ということ。誰かに聞くまでもなく、誰かに教えてもらうでもなく、結局自分の志はすでに自分の中にあるんですね。3時間くらいのワークショップなので、何度も繰り返さないと志を認識することは難しいようですが、参加者のみなさんも参加前と後では、感じるものが違っていたようです。
「実は私本を書きたいと思っているんです、、、」そう言ってセミナー後にボクに声をかけてくれた女性がいました。そしていろんなお話をしてくれたんです。今何をしているのか?なぜここに住んでいるのか?どんな人生を歩んできたのか、そしてなぜ本を書きたいのか?、、、初対面でしたが、本当にいろんな事を聴かせてくれました。人生は誰一人として同じものはないから、誰でも物語の主人公だと思うんです。彼女の物語もきっと興味深く読む人がいるんじゃないかな。彼女にはこれまでのこと、そしてこれからのことを書き溜めておいて下さいとお願いしました。
自分の生きる意味、役割、そして志が見えると、仕事も人生も劇的に変わるのだと思います。そして、それが定まったときに、自分史をスタートしてほしいなぁと思いました。世界中のどこかで、未来のどこかで、その本を必要とする人が必ずいると信じて、ボクはこれから電子書籍発信のお手伝いをしていこうと、深いところに居る自分と確認した一日でした。
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