若者に勇気を与えてくれる本を電子化しよう
このチョコレート見たことありますよね?セレクトショップやフェアトレード、オーガニック雑貨なんかが売っているお店でよく見かけますね。そう、ピープルツリーのチョコレートです。知らない人もいるか、、、
味も種類もバリエーションがたくさんあって、何と言っても手描きのイラストが可愛い。最近この牛のLINEスタンプも出ています。このチョコを販売しているのが、People Treeというオーガニックコットン、フェアトレードチョコレート、フェアトレードアイテムのファッション通販サイトです。そのPeople Tree(ピープルツリー)の母体がGlobal Village(グローバル・ヴィレッジ)というNGO。そしてその代表がサフィア・ミニーさんというイギリス人女性です。
サフィアさんは1990年に日本に住みはじめ、環境や貧困の問題解決のためにNGOグローバル・ヴィレッジを設立し、数人のボランティア・メンバーとともに情報発信をはじめました。フェアトレードが問題解決の大きな力になると感じ、ピープルツリーを立ち上げ生産者の人びとを支援してきました。そして今年が設立から25年。今もなお途上国の立場の弱い人たち4,000人以上の仕事をつくっています。すごですね。25年間ですからね。今ではエシカルファッションをリードする存在です。
今日本の整理をしていたら、そんなサフィアさんの本が出て来ました。
NAKED FASHON〜ファッションで世界を変える〜
この本はインパクトありましたね。エコってちょっと我慢だったり、節約だったりというイメージありません?だから「おしゃれなエコ」ってどんなだろう?って思ったんです。昔のフェアトレード商品って、どこか人助けという要素が強くて、デザイン性が重要視されていなかったと思います。でも、ピープルツリーの服や雑貨はとってもおしゃれ。可哀想だから買うのではなく、可愛いから買う、おしゃれだから買うんですね。サフィアさんはフェアトレードの在り方を変えた人だと思う。
こういう本を電子化して世界発信したいなぁと思うんですよね。
僕はNGOのみなさんと絡むことがあるのですが、お話を聞くと今時の学生さんが結構就職先にNPO・NGOを選択するケースが多いみたいなんですね。SNSで繋がる人でも、学生時代にインターンでどこどこのNGOで仕事してて、そのまま社会起業家になっている人や、フェアトレードに関する学生団体を立ち上げている人など、いまNGOの注目度がますます高まっていると思います。その動きは日本だけじゃなく、むしろヨーロッパを中心に海外の方が活発。フェアトレード市場も日本とは比較にならないですからね。
サフィアさんの本は、きっと社会起業家を目指す若者たちにとって、勇気を与えてくれるものだと思います。電子ならさらに人の繋がりを生むこともできる。こういった本をどんどん電子化して、多くの人に役立ててもらいたいですね。
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