電子書籍はあらゆる場所で読まれるようになる
今日はニュースネタ。
フランス国鉄が2014年から試験的にサービスをスタートしていた、乗客向け電子書籍閲覧サービス「e-LIVRE」を全面刷新し、iOSとAndroidアプリで無料公開したと、フランスの電子書籍ニュースサイト「ID BOOX」が発表しました。
http://www.idboox.com/infos-ebooks/la-sncf-va-plus-loin-dans-la-proposition-debooks-pour-les-voyageurs/
どんなサービスかというと、元々はフランス国鉄の各駅にWiFiスポットを設置開始するプロジェクトの一環として始められたものなんですね。電子書籍の閲覧は乗客向けの付加サービスだったんですね。テストの期間はWebブラウザベースでのサービスで、作品が読める地域も限定されていました。これを今回アプリ化することで、鉄道を利用しなくてもメールアドレスの登録のみで、作品がダウンロードできる電子図書館方式に切り替えて、現在いる地域に関連した作品もレコメンドするようにサービスも拡充されたとのこと。
フランス国鉄のイメージ画像です
以前アメリカの地下鉄や、アフリカの鉄道のニュースもこのブログで書きましたが、鉄道におけるWi-Fiと電子書籍サービスが隆盛ですね。鉄道は長旅のこともありますからね、本を読むにはもってこいかもしれない。だとしたら飛行機も船もそんなサービスがあってもいですよね。手持ち無沙汰を解消するという意味では、美容院、病院、人気ラーメン店の行列待ち、東京ディズニーランドのアトラクション待ちなんてとこでも使えるかも?
紙の本は買い換えるのも手間がかかるし、古くなったら廃品回収に出したりしなきゃいけない。どこにでも置いておけるわけじゃないし、場所も取る。電子だったらどうでしょ?アプリが入っていれば、どこでもデータを受信できて、そのエリアを離れると見られなくなるようビーコンで制御することもできます。
今後電子書籍の活用はあらゆる場所に広がっていくと思います。僕たちももちろん様々な活用方法を考えて提案していくつもりです。だから、本を書きたいなぁと思っている人がいたら、今のうちに作品にしておいた方がいいと思うんですよ。大手書店には並ばないかもしれない。でも、もしかしたら美容院専用のアプリであなたの本が読まれる時が来るかもしれないですよ。
もしあなたの本が「気づき、勇気、笑い」を提供できるものならば、是非オモイカネブックスで出版しましょう!僕たちがお手伝いします!
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