図書館で読み放題を楽しもうよ
アマゾンジャパンの読み放題サービス「キンドルアンリミテッド」で問題が起こっていますね。
講談社では1,000を超す作品全てが一方的にアマゾン側に削除されたとか。小学館では600以上の作品を提供していたのに、写真集や雑誌など170〜180の作品の配信が停止されているそうで。なんでそんなことになっちゃったのさ?と思って調べたら、アマゾン曰く「想定以上の人気で、予算が不足したために外した」と。その上で「他社の定額放題サービスと同じで、配信する作品は随時変動する」「配信が停止された電子書籍は、定額ではないサービスで有料で読むことができる」と説明しているようで。
うーん、契約内容がどうなっているかわからないので何とも言えないけど、やさしくないなぁと思う。
たしか月額980円で国内の書籍や雑誌などが、約12万冊読み放題になるんじゃなかったでしたっけ?予算が不足ってのはどういうことなんだろ?まあ、始まったばかりのサービスだからいろいろ想定外のこともあると思うけど、それにしてもねユーザーにとっては読み放題の本が減ってしまうわけなので残念な限りですね。アマゾンは徹底した顧客満足主義だからきっと何か対策は打つだろうな。
それにしても、Spotifyのような定額聞き放題(定額高いらしいね…)もあったりして、ストリーミングサービスが大流行りな感じですね。それはそれで、ユーザー側からすればいいサービスかもしれないけど、本はなんか違う気がするんだなぁ。電子書籍を読み放題にするなら、図書館がそういうサービスやってほしい。専用アプリを入れて図書館に行けば読み放題になればね、みんな図書館行くかもしれないでしょ。図書館も本を置くスペースを考える必要もなくなるし。紙の本を電子化するの嫌がる関係者もいるというけど、電子書籍閲覧アプリに広告入れて、アピールできたらその方がいいと思うけどな。
紙の本の電子化はどこがやるの?広告配信はどうすればいいの?そんな声も聞こえてきそうだけど、それ、うちが全部やりますよ〜(笑)


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