本のコンシェルジュ
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電子書籍
今朝頼んで当日の夕方に本が届く。遅くとも翌日には届く。読みたいジャンルやキーワードで探せば、類似したものや過去にそれを買った人が買っている本や、おススメの本が次々と表示される。
Amazonは本の買い方を大きく変えましたね。
でも、やっぱり僕は本屋さんも好きです。紙の本も好き、電子書籍も好き。シチュエーションや気分や、使い方ですよね。家で読もうと思ったら紙の本、電車の移動で読むかなぁと思ったら電子書籍を探すとかね。
Business Journalに出ていたこの本屋さんは一回行ってみたいなと思います。
出版業界に激震、「脱・取次」広がる(Business Journal)
2015年11月末に京都市上京区の鴨川近くにオープンした誠光社。売り場面積20坪弱。
特徴は「直取引」
出版業界の流通というと、『出版社が出版→取次が配本→小売店が売る』当然この流れだとマージンが発生するわけで、本が売れた時に書店に入るのは代金の2割程度。2割って少ないなぁと思っちゃうんですけど…出版業界は長くこのシステムでやってきているので、いい面悪い面あるんですね。
いいか悪いかは別にして、新しい仕組みをやってみるって大事だと思います。
セレクトショップのような本屋さんがチラホラ
SNSの隆盛で、ますます自分の友達や友達の友達が、何を思って何を買っているのかということも見えるようになりました。TVのCMでは見ることが難しい、その商品のバックグラウンドやストーリーも友達や友達の友達を通して見えるようになったと思います。さらには、その分野に関して自分が一目置いている友達が勧めるものは、「いいんだろうな」って思いますよね。僕も「あぁ、この人が言うなら買ってみよう」とか「じゃあ、そこ食べに行ってみよう」とか、よく参考にさせてもらいます。いわば、自分専任のコンシェルジュですよね。
本もそうだと思うんです。
今後さらにビッグデータやAIにより、web上の書店はもちろんリアル店舗でもレコメンド機能が充実してくるでしょう。
HMVにビーコン設置、棚の位置や商品在庫を確認できるアプリ提供開始(INTERNET Watch)
それはそれで活用するとして、僕は前出の誠光社さんのような本のセレクトショップのようなところで、コーヒーでも飲みながら、自分の好きなカテゴリーの本をコンシェルジュさんに選んでもらいたいなぁと思います。本のコンシェルジュが勧める本だもの、読んでみたいじゃないですか。
店舗のスタッフさんに「おススメの本を聞いてみたい!」と思うような、とても面白い棚づくりをされているリアル店舗もありますよね?神保町の小さな古書店とかホントに面白い(笑)
オンとオフをボーダーレスに行き来できる書店の仕組みづくりを考えていきたいと改めて思いました。
誠光社さん、今度京都に行く際はぜひ立ち寄ってみたいです。
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