クリスマスには電子絵本を
公開日:
:
電子書籍
ハロウィンが終わると街は一気にクリスマスムードに変わりますね。今年も街路樹にイルミネーション用のLEDランプをぐるぐる巻きにする光景を目にします。イルミネーションについては、様々な理由で賛否両論あると思いますが、個人的にあの光景はあまり気分がいいもんじゃないです。
まあそれはいいとして、明日から12月です。慌ただしい月がやってきます。
子供たちにとっては、クリスマスプレゼント~お年玉というワクワクな時季でしょうかね?
大人にとっては何かと出費がかさむ時季・・・
僕は幼少の頃クリスマスや誕生日に本をもらっていた記憶があります。
自分が主人公の絵本とか。両親が出版社に依頼して、僕を主人公にした絵本を作ってくれました。何で僕のことを知っているのだろう?何で僕の友達も本に出てくるんだろう?ととても不思議な思いをした憶えがあります。今考えるとすごく夢のあるプレゼントでした。
最近はクリスマスプレゼントに本を贈るというご家庭はあるのでしょうかね?
今は電子絵本もバリエーションが増えてきて、大人でも楽しめるものがたくさんありますね
250冊以上の絵本が楽しめて無料のものや、自分の声を録音してオリジナルの読み聞かせ絵本が作れるもの、触れると絵が動かしたり色が塗れたりといった仕掛けが施されているなど、デジタルの力を生かしたものが多数販売されています。
こういった絵本はアプリなので、当然タブレットやスマホが必要になります。そのためにiPadを買うとなると高くついてしまいます。絵本や学習コンテンツを搭載した専用タブレットがあるといいですよね。進◯ゼミを展開する会社さんなどが作ってくれないかなぁ(笑)
海外のトピックスですが、心理学研究者でもあるスウェーデンのKindle絵本作家Carl-Johan Foressen Ehrlinという方が、2年前に発売した電子絵本がいま英語圏でトップセラーになっているそうです。この方は個人作家で、発売した英訳版のタイトルは「The Rabbit Who Wants To Fall Asleep: A New Way Of Getting Children To Sleep」
出版当初はあまり売れていなかったそうですが、「これを読むと子供がすぐ寝る」との評判が口コミで広がって、英語版・プリントオンデマンド版も追加で発売されているようです。
当初は無料でしたが、大手出版社からの契約オファーが入り、現在は有料販売のみになっています。
(ソース:Telegraph Media)
電子書籍のおかげで誰でも本を出版するという行為が可能になり、ビジネスチャンスをつかめるとともに、誰かの役に立つノウハウや情報を発信できるようになりました。
ドイツ・ミュンスター市の電子書籍プリント・オン・デマンド製本サービスRuckZuckBuch社は、電子絵本作家向けに絵本などカラーアート系作品もオフセット印刷も、小ロット選択できるようにしたそうです。
(ソース:selfpublisherbibel)
SNSによって個人がニュースや情報を発信できるようになりました。それによってマスメディアにも大きな影響を及ぼしています。出版という行為も個人レベルでできるようになり、今後は出版業界も大きな影響を受けるようになるのではないかと思います。
今年のクリスマスは、自分の声の入った本をプレゼントしてみませんか?
関連記事
-
リアルとネットのコラボで、通勤通学は趣味の時間に
2017/06/18 |
最近電車に乗ると、自分のスマホを見るよりも、他の乗客の人たちがスマホで何を見ているのか気にしている僕...
-
絵本も紙と電子を使い分けて
2018/02/28 |
絵本の出版依頼のお話がありました。 お母さんと子どもの何気ない日常。でも実は、とあるメソッドに...
-
電子書籍を出版する① 企画
2017/08/12 |
小学校時代から野球を続け、高校までエースで四番だった青年が、ケガで甲子園出場をあきらめることとな...
-
2020年に変わる学校授業
2018/10/29 |
変わる学習環境 僕が小学生の頃、授業の副教材として資料を映し出す時にOHPが使われていた。OHPと...
- PREV
- 電子書籍のダーク・マターを探そう
- NEXT
- 精進料理のレシピ本 電子書籍で世界へ