志に生きるか、夢に生きるか?
公開日:
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最終更新日:2017/02/09
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夢は自分のため、志は自分でなく社会のため
就職の際に履歴書で「志望動機」というのがありますが、最近なくなっている履歴書も
あるそうです。変わりに、「夢や希望」となっていることがあるそうです。
志の民といわれる日本人。自分のためだけでなく社会の為にということをひときわ行ってきました。
年末、年始では幕末維新の物語もテレビで放送されるかもしれませんが、そこに出てくる若者は「志士」といわれます。
志と夢は似て異なるものだと思います。志は立てる。といいます。「立てる」は「価値観を変える」
という意味もあり「志」は世の中の価値観を変えるほどのものということになります。
立志式も復活の兆し
立志式ということを聞いたことがありますか?奈良時代から元服の儀式の際に行っていたそうですが
大人と子供の違いは、志をもっているか、もっていないか?というものに対してのことで、
志を持っていれば大人の仲間入り、もってなければまだまだ子供という扱いだったそうです。
戦争中に一次中断されており、戦後に復興して立志式を行っている学校もあるそうです。
今では少なくなっているそうですが、まだそのような学校もあるのですね。素晴らしいことです。
そこではやはり、「夢」と「志」の違いを先生方がしっかり伝えるそうです。
一方で、夢は叶う。叶うは願うという意味です。
例えば、夢の表現で「私の夢は40代でリタイヤして南の島でのんびりすることです」これはいいですね。
意味も分かります。
ところが「私の志は40代でリタイヤして南の島でのんびりすることです」というと、なにか違和感がある。
でも「私の志は40代でリタイヤし南の島でのんびりする素晴らしさを伝えることです」というと志らしくなります。
夢は「自分」に対してのもので、志は「社会性・自分以外」のためのものといえる。
幕末の志士といわれるのも、自分ではなく、「国、社会」のために。という志で活動されてこそ「志士」といわれたんですね。
それで、支持者も各地、そして階級を越えてあれだけの大偉業へつながった。
社会性を帯びた志をもち活動始めていくと、仕事そのものも大きく変わってくる。
志を具体化するための仕事
これをすすめていくと、「成功」から一歩進んだ「成光」になると思います。
皆さんは「成功」したいですか?それとも「成光」したいですか?
やっはり成光がいいですよね!
石川博信
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