万物に命を観る
公開日:
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最終更新日:2024/02/28
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石にも神性を見る日本
今日は、父の命日だった。
親がいるからこそ、自分がここにいる。この当たり前のことに、
改めて感謝の気持ちが湧き上がります。
日常生活の中で、自分が作り上げたものはほとんどなく、
周りの人々の支えや協力があってこそ、生きていることに気づかされます。
社会も同じで、自分たちが享受している恩恵は、
無数の人たちがお互いに協力し合って築いてきた結果なのです。
例えば、食事一つを取っても、
その背後には多くの人々の協力があります。
食材を提供してくれる生産者、それを加工し商品に仕立て上げるメーカーや卸問屋、
そして最終的には私たちが手に取るスーパーマーケットや小売店。
一つの食事には、多くの人々の手が絡んでいるのです。
また、買い物に行くためには車が必要ですが、
その車もまた多くの人々の手で造られ、
道路も共同体が協力して整備しています。
さらに、車を動かすためにはガソリンが必要で、
その供給もまたエネルギー産業や流通業者、
そして個々の利用者が共同で支えています。
日常生活の中で当たり前に感じることが、
実は多くの人々の協力と支えがあって成り立っているのです。
自分がいかに恵まれ、支え合いの社会に身を置いているかを考えると、
感謝の念が湧いてきます。
この感謝の気持ちこそが、
社会の大きな流れを支えているのかもしれません。
感謝は循環するものであり、
誰かがしてくれたことに感謝し、
それが次なる行動や協力に繋がり、
社会全体が良くなっていくのです。
この感謝の循環が、
社会の基盤をなしていると言えるでしょう。
感謝を広げて生きたいですね。
石川博信
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