【北条泰時 御成敗式目第一条は今の日本で大切かも知れない】
公開日:
:
最終更新日:2022/12/05
未分類
【御成敗式目第一条は今の日本で大切かも知れない】
いよいよ佳境に来ましたね。
鎌倉殿の13人。
北条の治世のは、武家政権の礎にもなりますね。
頼朝に縁がある千葉県人からすると
千葉県が注目されるだけでもありがたく思います。
事実、大きな分岐点でもありましたね。
平安末期のごとく、時代は大きく動いています。
しかも国内だけでなくそれが、国際的な大きな動きです。
今、温故知新。
激動の時代に入っていることは間違いなく、
そんなときこそ、歴史に、古にまなぶということは大切だと思います。
聖徳太子の十七条憲法の第一条は有名な
「和を持って貴しと為す」が書かれていますが、
初めての武家政権で新しい時代の法令や規範や道徳として御成敗式目は、どのように書かれているのでしょうか。
第一条にはこう書かれています。
【第一条 可修神社専祭事】
つまり、神社を大切にし、修理をし、祭事を
大切にすること。
神を敬い、神社を大切にしてお祭りも、奉納も絶やさず古えから伝わっている事も疎かにしてはならない。
という戒めに見えます。
初めての武家政権という、新たな時代を創った中、
武士のあり方として、神社や古来からの伝統をしっかり大切にする事で、新しい良い社会に繋がると考えたのではないでしょうか。
今コロナで時代が大きく変わろうとしていますね。
そんな中、歴史を見直す事も大切と思うのです。
日本に伝わる長い歴史や文化。
楽しみながら学べれば最高ですね^ ^
【余談】
面白いのは聖徳太子の
十七条憲法の三の倍数「五十一条」
大宝律令、建武式目、公家諸法度、大日本帝国憲法
の第一章も十七条。
民間団体ですが、倫理法人会の「万人幸福の栞」も十七条。
十七という数字も面白いですね^ ^
日本で初めての武家政権を創った源頼朝。
石橋山の合戦で平家に敗れ海路で安房の地(現在の千葉県館山地方)へ避難してきたのです。
家臣数名に支えられて辛くも逃げ延びた安房の地で、
頼朝は「もう一度機会を!」と再興を期して洲崎神社(すのさきじんじゃ)へ参拝をしました。
千葉県に南端にあります。
ここに上陸した日は日時が八月二十八日です。
再び開く!と再興を期すにはピッタリの日であったのでしょう。
頼朝がなぜ、上総の国を頼ったのか。
いろいろな説がここにはありますが、
それは横においておくとします。
頼朝再興の地で、この洲崎神社にはユニークな踊りが伝わっています。
それは「みろく踊り」
「みろくの世」は理想的な地上天国のことでしょう。
源頼朝も踊っていたかと思うと、微笑ましく思いました。
武家政権を受け継いだ、北条氏。
非常に実務にも、精通しながらも武家政権を運営していきます。
見事です。
このような古に学ぶということは有効ではないかと思いますが、
いかがでしょうか。
石川博信
最新記事 by 石川博信 (全て見る)
- 上を向いていこう! - 2024年11月11日
- 我々は無力ではなく微力 - 2024年11月5日
- 人生を変える1.01の法則 - 2024年10月28日
セミナー・研修情報
*コロナ化の為一部個別相談としているセミナーも御座います。
●石川博信への執筆・講演・セミナーのご依頼はこちらから
●まだSNSで繋がっていない方はこちらから繋がれます
友達申請の際は一言「ブログを見ました」など頂けると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
関連記事
-
中村天風の名言 天は自ら助くるものを助く
2020/01/14 |
中村天風 昭和の哲人です 数多くの示唆に富む言葉を残していますが その言葉を聞けば、天風...
-
やり方の前にあり方がある
2024/06/24 |
武田信玄と上杉謙信 今も受け継がれる戦いです。 時代が変わり、技術が進化し...
-
助成金対象 経営セミナー 工務店向け 管理名簿客活用研修のお知ら
2019/09/24 |
中村天風 偉人のメンターとしても有名だった 中村天風は不易流行 不易ー変えてはいけないも...
- PREV
- 中村天風と経営
- NEXT
- 織田信長に学ぶ動乱期の処し方