諏訪大社と神長官守矢
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諏訪大社
皆さんこんにちは。
先日、長野県の諏訪大社に行ってきました。
諏訪大社は、二つ宮と二つの神社があります。
諏訪湖を囲むように、四つの神社がありこれを総称して諏訪大社と呼ばれています。
御祭神は建御名方命(タケノミナカタノカミ)
古事記の国譲りのときに出てきます。
大国主神の子供として登場してきます。
国譲りの際に、鹿島神宮のタケミナカタと、タケノミナカタが相撲取りそして、
長野県の諏訪の方まで来て、そしてここで鎮座されて以来として祀られています。
有名なのは、御柱祭というお祭りがあります。
大きい大木のもみの木に人がのり急な斜面を下っていきますがありますが6年に1回行われてます
大きなお祭りで、皆様もテレビとかで見たことあるかも知れませんね。
諏訪大社創立の年というのはわかっておらず、太古からあったというふうに伝わっております。
また戦前は、関東で鹿島香取そして諏訪の宮で、軍神として祀られてもいたそうです。
この諏訪大社ですが、ここにはタケノミナカタを御神体として祀るはるか以前から、大祝(オオホオリ)
という御神体、そして現人神としても祀られてる方たちがいたそうです。
神長官守矢家
神長官守屋家という太古から大祝という職位もあり今にも、先祖の方たちがいらっしゃるですね。
太古からずっと神事を勤めていた。
中世になると神仏習合も始ります。
もともといた神様それと、虚空菩薩こういったものも習合して行きました。
そして、神仏習合の中には、奈良県の大神神社この大物主との習合ということもあります。
神長官守矢家。今も資料館として残っています。
諏訪大社に行くときは、ここも訪れたいところですね。
守矢という一族ですが、もう太古から伝わる伝承というのを、
祈祷殿という中で、一子相伝でずっと行われていたそうです。
ところが前にですね、火事によって記録とか、こういった伝承されていたことが、相当なくなってしまったそうです。
非常にもったいないですよね。
こういうことが実際にあったそうです。
少し話が戻りますが、タケノミナカタのもっと前にいた
そして現人神とも言われていた方々も神長官守屋という家と対立があったことも確認されているそうです。
つまり、この大祝(オオホオリ)というですね現人神の一族。
御神体というふうにも言われていた一族をですがずっと神官であった守屋家が守っていたわけなんですけども、
この中でも多少対立ということがあったんではないかというふうに言われています。
この資料館に入るともう本当にですね、太古から伝わるお祭りのとか、御柱という有名なお祭りがありますが、それと同じように大切な御祭り
御頭祭というお祭りもあります。
例えば、鹿の首から上からとか、イノシシですとか、ウサギとか。
こういった物をですね、首から上を取って、これが非常に古代は珍重されたということで、
食べ物にしたり捧げて、そしてみんなでも食べていたと。
諏訪大社で言えば、非常に太古からある古い神社でもあるんですけども、
面白いのはタケノミナカタ以前から、自然信仰という形で大事なあったということなんですよね。
大祝そして神長官守矢家、こういう存在がありながら、タケノミナカタが国譲りによって、出雲からこの地にやってきた。
そして、諏訪大社の諏訪明神として発展いき、諏訪大社がだんだん出来上がってきたと。
なぜこの柱を御神体として御柱祭が行われるのか?
材料はもみの木だそうです。
しかしこの祭りの正式な由来というのは、実はあまりわかっていないそうなんですよね。
柱自体は、4本あるわけなんですけども時計回りに四つ配置されているそうなんです。
言い伝えの中には、柱というのは、日本の神々を数えるときの数え方で、神様は1人2人と言う数え方ではなく、一柱(ひとはしら)二柱(ふたはしら)というように、柱という形で数えていった。
そしてこの御柱ですが、地元に伝わる話では今はもみの木を使っているわけなんですけども、
太古では、「人」そのまま引っ張っていったという言い伝えも、あるそうです。
現代では考えられない話ですね。
この諏訪大社自体が諏訪湖を囲うように四つの神社で一体をなしている。
太古の歴史は面白い。
今回初めて知って、こういうことは、皆さんも機会があれば、この諏訪大社ぜひ、訪れることを、おすすめいたします。
石川博信
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