聖徳太子創建の悲田院は1400年以上前に創られた社会福祉施設

公開日: : 未分類

unnamed

 

皆さんこんにちは。

昨日は、敬老の日でした。

そして、今はお彼岸の時期でもありますね。
最近は、この秋の連休は、シルバーウィークと言われたりしていますけども、

本来は、祝日というのは、それぞれに意味があります。
9月17日これは、敬老の日でしたね。
もともと、この敬老の日というのは、どういった言われだったんでしょうか。
実は、聖徳太子に行き着くんですね。
聖徳太子が、かつて、冠位12階や17条憲法いろんな制度を作ったり、政事をしていきましたが、
その中で四天王寺というお寺を作ったんですよね。

02-01-03

これは大阪に今でもあります。
四天王寺というのは、四箇院の制度というものを、創りました。
四箇院というのは、敬田院、施薬院、療病院、悲田院の4 つのことです。

敬田院、これは、今で言う本当のお寺本尊のようなものですよね。
仏様を敬うところ、それから、施薬院、療病院これは薬を与えたり、

それから、病気を治したり、病院のようなものですよね。
実はもう一つ、悲田院(ひだいん)というものがあります。

nshis01

*画像はネットよりお借り

悲田院というのは、聖徳太子が作った。
四箇院制度の中でも、とても現在でいう社会福祉的な役割を果たしていました。

これ1400年以上前の話ですが、当時からですね、身寄りのない人とか、お年寄りとか、病気で困っている、
そういった人たちを優しく保護して、行く施設のことなんですよね。

そしてこれすごいのは、今にも、人全員のこの制度というものは、残っているんですね。
大阪の方ですと、四天王寺学園という学校もありますし、

それだけでなく、病院それから、この社会福祉も今に受け継がれているのですよね。

凄いですよね。
こういったものが現代に至るまで、営まれているわけなんです.

ちなみに、四天王寺ととうのは、「和宗」(わしゅうとよむ)というのですね。

どの仏教宗派かとおもいましたが、まさに「和」であったのです。

1400年前に、冠位十二階というのは、皆さんも聞いたことあると思います。
それまで氏姓というですね、いわゆる血族とか身分とかで世襲制でだったわけなんです。

それが個人の能力、個人の力、こういったものも大事にして、
それに対して役割や身分ですよねこういったものを与えるっていうことをした訳ですが
1400年前ですよ、革命的な事だったと思います。

また17条憲法は、もう人として、国としてのあり方をしっかり示した。
話は飛んでしまいましたが、このようなことが1400年前、聖徳太子によって行われてきた。
世界初の、社会福祉福祉施設これが今に残ってるっていうのは、もちろん支えてきた方たちもすごいと思います。
しかし、やはり最初にこういったことを政治の中に組み入れて、助けていこうとした

聖徳太子の政治のやり方は、これはもう本当にもう感服するしかないですよね。
本当にすごいものだなというふうに思います。

元々悲田院を作った日っていうのは、9月15日というふうに言われてるんですが、

現在では9月17日に敬老の日として敬うということになってるわけです。

日本は世界で一番の長寿の国。
誰しもが、親やそれからおじいちゃんおばあちゃん、いろんな人のお世話になって、今生きてるわけですよね。
こういったことにも感謝する。
それが、この本来の敬老の日であって、そしてそのもともとは、聖徳太子の政事にあった。

これをを記念した日いうことなんですね、敬老の日は。
この祝日というのは、日本にとって、何らかの大切な記念日であり、いわれがある日なんですよね。
こういったことを大事にして、いきたいなというふうに思います。

それにしても聖徳太子、本当にすごいですよね。
もし片したら、これからの時代、大事なヒントが聖徳太子に隠されてるかも知れないですね。
そんなことをふと考えてみました。

The following two tabs change content below.
石川博信

石川博信

2009年ジーレックスジャパン株式会社創業。 日本の文化や歴史好き。小学校時代は通信簿で「オール1」の落ちこぼれ。日本にある素晴らしいものごとを国内外に広めていきたい。 それが私たちの想いです。長い歴史と四季のある気候に育まれた日本文化は、国内では衰退しつつある一方で、海外では日本の食文化、武道、芸道からコミック・アニメまでその愛好者は増加しています。 国内においては、日本の持つ素晴らしいものごとを見直し、海外においては、様々な商品にある歴史、ストーリー、想いを伝えていく。 日本のものごとが国内外へ広がり、その中で日本の文化や精神性に触れる機会を多く創出し、日本の素晴らしさを知って頂く事が、日本そして人類にとってもより良い社会へ繋がると考えております。
・会社のホームページはこちら
・本を使ってビジネスを拡げたい・世界へ発信したい方はこちら
・本を出版したい、相談したい方はこちら
・今ある本やカタログの電子書籍化をしたい方はこちら
・フェイスブックはこちらから
・ツイッターはこちらから
・一社コミュニティービルダーはこちら

セミナー・研修情報 
*コロナ化の為一部個別相談としているセミナーも御座います。

時流を捉え、原点を見直し、未来を創る 進化道場バナー600
出版物を電子書籍化・再版で販売してみませんか? 電子化

●石川博信への執筆・講演・セミナーのご依頼はこちらから

●まだSNSで繋がっていない方はこちらから繋がれます

友達申請の際は一言「ブログを見ました」など頂けると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

関連記事

IMG_3344

世に棲む日々 何処に行くより誰と行くか

2016/10/09 |

2016年 太平洋の日の出 まだ半分しか顔を出していません 2016年 太平洋の日の出ほと...

記事を読む

100430_101346

古代ユダヤと日本 古代ヘブライ語と日本語

2016/11/15 |

京都にある蚕の社 木嶋神社(このしまじんじゃ)の三つ鳥居 古代の渡来系氏族の秦氏が係わったとい...

記事を読む

b3411f97343d6b446616a371046a0f91

2018建材・住設フェア 東京ビックサイト

2018/12/27 |

今回は見所が沢山ありました。 特にスマートハウスやIOTという技術の進化はやく ...

記事を読む

66631d39

松下幸之助 根源の社 危機は危険と機会の両面を持っている

2019/08/01 |

松下幸之助 根源の社で祈る姿 常に、事業が根源から見て宇宙の生成発展に役立っているか 社...

記事を読む

JUバナー

  • コラムライター 募集
  • 人財力チーム力向上セミナー
  • 歴史観研究会
  • 日本と世界の架け橋EBOOKプロジェクツ
  • オモイカネプロジェクツ 本の力で経世済民
  • 出版の相談・本の販促
  • Japanese Style: Exquisite Problem Solving Wisdom
  • 著書:日本の偉人の仕事術(日・英併記)
  • LE SOLEIL SE LEVE A L’EST DE L’OBSCURITE A LA LUMIERE: COMPETENCES ET TALENTS DES PERSONNALITES QUI ONT FAIT LE JAPON (French Edition)
  • Para hacer negocios
Los Secretos del Éxito de los Grandes Japoneses
Conocer el parte de las hazañas: ¿Si usted fuera ellos, que haría? (Spanish Edition)
  • THE REAL RICH LIFE: Unlock the Secrets of Relationships
  • 子供たちに伝えておきたい日本のこと
  • 改訂版 とっておきの見込み客発掘法 アマゾンで発売中
  • 山元ビジネス塾 ビジネス発展で自分も日本も元気に
  • 障害者アートプロジェクツ
PAGE TOP ↑