古事記にある日本のルーツ
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最終更新日:2020/09/15
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皆さん、こんにちは。 今日は、古事記について、書きたいと思います。 古事記と言っても、細かい内容ということではなくて、 いくつかの皆さんが知っているようなルーツについてお話したいと思います。 例えば、建国記念日ありますよね。 建国記念日なんですが、初代天皇の神武天皇が東へ向かい、ヤマトの豪族だったを破り、 橿原の宮で、建国の詔を述べられた。 その日にちなんで、建国記念日とされています。
それから、日本の国鳥。
どんな鳥だと思いますか。
例えば、トキとか、あるいは、、タカとか、考えられるかも知れませんね。
実は、日本の国鳥は、雉(キジ)なんですよね。
どうしてキジなのかと言うと、
天孫降臨ということが行われたんですけども、
その先駆けで、当時、日本を治めていた大国主命に国譲りの交渉に行ったはずのアメノワカヒコがいたんですね。
天上の世界から、日本の国を見てきなさいと天津国の神々から言われたわけです。
しかし、一向にその経過報告をしてこなかったんですね。
で、そのときの様子を聞きに行く。使いに出されたのが、実は、雌のキジだったんですね。
こういうことから、記事が日本の国鳥になったわけです。
それから、ちょうど、昨年行われました。
大嘗祭、というのがありますよね。
これは、勤労感謝の日と、いうことで祝日にもなっています。
これは、新しい天皇に即位した年、そのときだけは大嘗祭として執り行われます。
それ以外は、新嘗祭としてとり行われる。
日本の天皇陛下は素晴らしいなと、思っているのです。
もともと日本は農業を営んでいて、台風もあれば地震もあれば、
色々な災害っていうのもいろいろあるわけですよね。
その中で、五穀豊穣を祈って、無事収穫ができて、国民みんなに新しいお米が行き渡って、
そして、一番最後に天皇陛下が、そのことを神様に感謝して、その年の新米をいただく。
これが、勤労感謝の日行われる、新嘗祭と言われるものなんですよね。
日本の国民国家の安寧を祈り続けている。
天皇という存在は、本当に他にもない、かけがいのない存在ではないでしょうか。
それから、古事記に出てくる内容で、禊というものがあります。
例えば、政治家が、ちょっと失敗をしてしまったとか、
悪いことをしてしまったりとか、そうしたときに、禊(みそぎ)を行いますと、
きっと聞かれたことあると思います。
禊(みそぎ)の最初というのは、古事記に書かれてます。
イザナギノミコトが、黄泉の国から戻ってきて、川に入って、
身を清め、汚れを払い、ということを行いました。
実は禊というのも、今、神社に行っても、手水というものがありますよね。
これも、禊の一種というふうに言われています。
それから、お雛様。
お内裏様、と言われるものですね。
これ、誰がお内裏様なんでしょうか。
お雛様は誰なんでしょうか。
これ実は、お内裏さまは、スサノオノミコトなんですね。
お雛様は、アマテラスオオミカミなんです。
そして、5人ばやし3人官女。
これは、それぞれが、誓約(うけい)をしたときに、
生み出された神様が女性の3人、神様王子5人だったということからの言われががあります。
また、サッカー日本代表のユニフォーム三本足のカラス。
八咫烏(ヤタガラス)
これは、熊野の山中で迷っていた神武天皇に、道案内のため天から遣わされたカラスのことなんですよね。
この八咫烏の先導によって、神武天皇は後に、日本の建国をすることができるわけです。
それから、注連縄というものがありますよね。
神社に飾られていますね。もしかしたら、ご自宅にもあるかも知れません。
これは、天照大御神が、天の岩戸に再び入っていかないように作られたましたが、
一つの意味としては、神聖な場所と、俗の世界との結界というふうにも言われています。
それから、相撲がありますよね。
日本の国で、もう太古からある。
このルーツは、大国主命の息子タケノミナカタノカミ今の諏訪大社のの神様と、
国譲りの交渉に来た、タケノミカズチノカミ鹿島神宮の神様ですね。
この2人が力比べをしたんですね。
それによって、タケノミカズチノカミが勝って、国譲りということができるわけですけど、
勝者である方のみ注連縄をつけることが許される。
ですから今も、横綱だけですよね。
注連縄をして、土俵に入ったり、いろんな儀式に臨んだりしてる。
こういったことが、実は古事記の中に、出てきているわけなんです。
日本の太古の物語。
世界の成り立ちから、推古天皇の時代まで書かれた古事記。
はここには、たくさんの出来事がかかれており、今に生かされることも多くあります。
素晴らしい書物だと、私は思います。
よく神様の名前が長いとか、たくさん登場人物が出てきたわからないとか、
いう話を聞くこともあるんですけど、まだ、読んだことがない。
もしくは、途中まで読んだけど、終わっちゃった、という人は、
最近では、非常に簡単に古事記を、描いてる漫画ですとか、それからアニメもありますよね。
もちろん、一般書としての解説した本とかもあります。
そういったところから、日本の歴史である古事記を読むとですね、
また日本の国の深さこういったことがわかるんじゃないでしょうか。
私も今まで何度も読み直しているんですけども、毎回いろんなところで新しい発見があります。
主人公のような登場人物だけであれば、そんなに多いわけではないんですよね。
もちろん、いろんな神様が出てきますから、それを全部覚えようとすると、大変かも知れません。
ただ、きっと楽しめるんじゃないかなと考えてます。
ぜひ、古事記に書かれてる日本の国の歴史や、国の成り立ち、
こういったことも読んでいただけると、きっと新しい発見があるんじゃないかなと思います。
長い文章ありがとうございました。
石川博信
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