経営理念 松下幸之助
公開日:
:
最終更新日:2019/01/25
未分類
松下幸之助が大切にした神様は根源様
根源様というのは、宇宙万物の元をつくり
万物の生成発展をさせている力を神様とした。
事業が順風のときも、逆風のとき、新規事業の際
人事の際、事あるごとにこの根源様に向かい
宇宙の生成発展に沿っていっているか?
確信をもてるまで祈り続けたという。
京都の真々庵 ここに根源の社がある
先回のブログでは
松下幸之助が事業を行う際の宇宙観というものを
紹介しました。
万物を生成発展させている宇宙の根源的な力
これに沿う事業であれば成功する。
なぜなら、全てこの力の元の影響を受けているので
あるからで経営もまた同様である。
事業が社会の生成発展に寄与しているならば
間違いなくその事業は成功する。
大切なことは、その事業が真に社会の生成発展に
寄与しているからどうかである。
間違いないという確信がもてればそれが信念になる。
信念を事業に現すときに、目標や具体的な方法が
大切になってくるが、
信念に沿った目標や具体的方法であれば
間違いなく成功する。
それは自然であり宇宙の摂理にあっているからである。
このようなことでした。
先回のブログをご覧なっていない方はこちらからどうぞ
松下幸之助は経営にはまず
経営得理念が必要だと言っています。
経営理念は経営の根本であるということです。
松下幸之助の書いた著作物の中でも特に
経営者が参考になると言われている本が
実践経営哲学という本です。
松下幸之助 実践経営哲学
時がたっても古さを感じない経営の真理について
書かれています。
その中で経営理念についてこのように語っています。
「私は60年にわたって事業経営に携わってきた。
そして、その体験を通じて感じるのは経営理念
というものの大切さである。いいかえれば
“この会社は何のために存在しているのか。
この経営をどういう目的で、
またどのようなやり方で行なっていくのか”
という点について、
しっかりとした基本の考え方をもつということである。
事業経営においては、
たとえば技術力も大事、販売力も大事、資金力も大事、
また人も大事といったように大切なものは
個々にはいろいろあるが、いちばん根本になるのは、
正しい経営理念である。それが根底にあってこそ、
人も技術も資金もはじめて真に生かされてくるし、
また一面それらはそうした
正しい経営理念のあるところから
生まれてきやすいともいえる。
だから経営の健全な発展を生むためには、
まずこの経営理念をもつということから始めなくてはならない」
まず経営理念ありきと言っています。
経営理念が如何に大切か?
経営理念から導き出した経営計画で中期経営計画があります。
昭和31年の話ですが、
松下幸之助は中期経営計画を発表しています。
松下電器中期5ヵ年計画(昭和31年)
目標
売上げ220億 ⇒ 800億
従業員11000人 ⇒ 18000人
資本金30億 ⇒ 100億
とし
「この計画は必ず実現できる。
国民にも人類にも必要なもので
あり要望でもあるからだ。
国民や人類の生成発展の為に尽くす
のでこれは国民、人類との見えざる
契約なのである」と語りました。
結果は
結果
売上げ220億 ⇒ 1054億
従業員11000人 ⇒ 28000人
資本金30億 ⇒ 150億
となりました。
事業発展には「元定まって末収まる」
あくまでも元である理念がありその理念に従って
事業をすれば必ず発展すると語っています。
いかがでしょうか?
経営の神様と言われる松下幸之助が
如何に経営理念が大切であり
そこから事業は始るとさえいっています。
経営理念はそれが具体的に現場に落とし込まれたり
未来の姿がアリアリと眼に浮かぶというまで
創りこまれていれば実現するということなのですね。
しかしどのように創っていけばよいか?
この創り方こそ日本式経営の真髄ともいうべき
企業進化道場なのです。
年に2回しか実施されない高密度の経営講座です。
もし、迷っていれば思い切って参加してみませんか?
過去35年間で経営者の満足度90%を越え
多くの企業が生まれ変わり成長していった本物の講座です。
————————————————
日本一の経営講座 企業進化道場
世界一企業4社 上場企業7社を輩出した経営講座 まもなく申込み終了
http://mailstand.g-rexjapan.co.jp/apis/mailgate/click/b7dZ1400Zc44d5
============================================================
石川博信
最新記事 by 石川博信 (全て見る)
- 何故GHQは新嘗祭を勤労感謝の日に変えたのか - 2024年12月18日
- 新嘗祭と神嘗祭と大嘗祭 - 2024年12月8日
- 新嘗祭を祭日にしよう! - 2024年12月1日
セミナー・研修情報
*コロナ化の為一部個別相談としているセミナーも御座います。
●石川博信への執筆・講演・セミナーのご依頼はこちらから
●まだSNSで繋がっていない方はこちらから繋がれます
友達申請の際は一言「ブログを見ました」など頂けると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
関連記事
-
海賊とよばれた男 出光佐三を支えた日田重太郎
2021/04/08 |
出光佐三と日田重太郎 石炭から石油の時代を見据え、 出光佐三を独立からその後も 影に日向に...
-
今の明確化は出来ていますか
2024/06/10 |
今を明確にすると集中力もあがりますね。 現代社会では、時間の使い方...
-
志に生きるか、夢に生きるか?
2016/12/03 |
夢は自分のため、志は自分でなく社会のため 就職の際に履歴書で「志望動機」という...
- PREV
- 経営 哲学 名言 松下幸之助
- NEXT
- 工務店 経営 2月度セミナーと相談会