経営の羅針盤 2020年時流予測から今を見る
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偉人伝 ものの見方
航海に必要な羅針盤 経営の羅針盤もあると良いですね。
羅針盤というには、どこにいくか?
指し示すものですが、経営の現場でも
「何をやるか」ではなく「どうあるべきか?」
このどうあるべきかというのは企業理念であり信念といえる
ものですね。
現場で発生する様々な問題があっても「どうあるべきか?」が
明確であれば、全社員がその方向性を向いていくことができます。
羅針盤には経営という後悔の中で
どのように目的地にたどり着くか?
最短ルートを探ることは出来ますが、
気象予想までは出来ません。
どの方向へ向かうのが最短距離か?=理念への道筋としたら
そこにいくまでの社会環境という気象予想というものも
大切なことですね。
羅針盤と社会環境という気象予測
この二つが経営計画でも重要になってきますね。
「時流予測」というものが世に出回ってきます。
この時流予測というのは、
「時代の流れ」と言い換えても良いと思うのです。
経営という航海をしていても、潮の流れを見ることは
大切なことです。方向を間違えると大変なことになりかねません。
幾つか紹介したいと思います。
2020年に予測される大きな流れ
AI市場が3兆円へ
インドが世界第5位の経済大国へ
ドローン配送が開始 22年には完全稼働
自動走行車がレベル3(完全ではないが、ほぼ自動走行)
日本女性の二人に一人は、50歳以上に
経済大国は、日本、中国、インドへ 東洋の時代
仮想通貨、電子マネーが主流通貨へ
空き家、空室率が20%台へ
あらゆる分野で人手不足が深刻化
公務員、議員までも人手不足になる
今までもそうですが、変化のスピードはとても早くそして激しい。
インドが世界の大国になることはほぼ間違いないでしょう。
ここには出ていませんが、それ以外にもインドネシア、ベトナムや
ブラジル、トルコなども経済発展してトップ10を伺う様子です。
ここで注目は新興国というよりも
アジア各国が経済的に強くなっていく。
大きな時代の分岐点でアジアの時代となっていく可能性が
非常に強いといこと。
文明論などではこれから東洋ルネッサンスの時期と位置づけている
様ですが、その可能性は非常に大きいと感じます。
東洋の時代となると世界情勢も大きく変わりますね。
日本は、課題先進国といわれるとうり、
高齢化、少子化が世界の最先端にあります。
これを乗り切るには、IOTやAIの分野の活用も
非常に重要になってくる。
そして、IOTに分野では日本は圧倒的に有利な状況にあります。
IOTはモノとインターネットが繋がっているということですが、
モノ作りにおいては日本は世界のトップクラスです。
これは、モノをモノとしてみない。
モノには命が宿っている、という思想も入っているので、
創りこみ方、大切にする姿勢がまるで違う。
このような考えがきっと日本から世界へ進んで行くのだろうと
思うんですね。そのようが世界は良い社会になっていくから。
まだありますが、次回では建築業界に焦点
に当てて紹介しようと思います。
9月21日 新宿文化センターで
2020年以降を先取りした工務店向けセミナーを行います。
石川博信
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