未来から今を見る 経営羅針盤
公開日:
:
最終更新日:2018/08/30
偉人伝 ものの見方
松下幸之助 道は無限にある ロングセラーですね
この本は松下幸之助が、時代の捉え殻、事業の進め方、モノの見方考え方を
まとめた本です。
実力をつけるために研鑽をしたり、積極的に新しいものを取り入れる工夫
未来、将来からみて必要な事業なのか?など普遍的なことについて書かれています。
困難は誰でもある。どう乗り切るかや
志を立てて覚悟をする
人間とはなにか
正しさとはなにか
普遍的な言葉や自身の苦労から出た言葉には説得力があります。
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また、人生万事鏡である。
つまり、仕事はよく出来る、しかし他は上手くいかない。
ということはほとんどない。
仕事ができないものは他も上手くできないのである。
全て人生で繋がっている。
走るのが、速い人は体力は人並み以上でしょう。
腕っ節が強いひとは他の人より体はつよいでしょう。
会社で挨拶もできんものは他でも同じ。
遅刻する人はやはり他でもする。
一生懸命仕事する人は、他でも一生懸命するものや。
全部繋がっているわけや。
僕はこれが分かるまで時間がかかった。
だから松下は人を創っている。
人間としての高みを目指すために
仕事をしている、教育もする。
人間力が高くなれば必然的に仕事出来るようになるものである。
仕事の姿勢、家庭での姿勢も変わらない。
どちらも人間力を高めていくことが一番大切なことである。
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近未来を見ようとおもったらIT巨大企業の動きも
見る必要がありますね。
AIやITの力でどんどん社会が変わっていきます。
車の自動走行も既に実験開始し、更に法整備まで進んでいます。
そういう社会へ向かう方向というこでしょう。
ただそうなると、
車の運転手は必要なくなる。
車の保険も要らなくなる。
ということもあるかもしれません。
車でスマホをいじっても違反にならないかもしれません。
AIの分野の発達は目覚しく
やがてなくなる職業が多くあります。
一昔前には、税理士や会計士というのは資格をとれば
一生安泰と言われてきた。
しかし、本来会計処理などはコンピュータの得意中の得意分野で
人は疲れるけど、コンピュータは疲れない。
遅かれ早かれこのような仕事はなくなっていくでしょう。
そう考えると、自分たちのやっている事業はどう変わるのか?
これを考えて未来予想図をつくることが
経営羅針盤といわれるものです。
これはAIやITから未来を見たものですが
他にもいろいろある。
様々な社会状況を予測して現在からどのような方向で
進めていくということが大切ですね。
例えば、社員の年齢
これも、仕事内容にもよりますが何歳位が平均値としてよいか?
10年後、社内の平均年齢が50歳になっていたとします。
それで良いなら良いですが、事業によっては
もっと平均年齢が低いほうが良いというものもあるでしょう。
そうなった場合には、人材採用や評価システムというものが
大切になってきます。
このように日々の仕事だけを見ていると気づきづらい点も
一度未来予想図という、理想の姿と目指す方向性を創ってみると
より課題が浮き彫りになってきます。
同時に未来決めてそこから、今行うことを定めていくので
スピード、パワーも非常に出てきます。
自分のありたい理想像
未来の予想図
ここから更に掘り下げていきます。
今から未来を見るのではなく
未来から今をみる経営羅針盤。
もちろん、経営だけでなく人生にも活用できます。
経営羅針盤をつくる前に大切なことが幾つか
ありますが、ご興味あれば
9月の勉強会にご参加下さると幸いです。
石川博信
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