最強のチームを創る要素とは グーグルアリストテレスプロジェクト
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社内の風通しがよくなり強いチーム人間関係を創る
というテーマは組織の課題でもありますね。
良く聞くことが、社長が部下に伝えたことが中々浸透しない。
部下同士の人間関係が決して良好というわけではない。
こういうことは組織であれば多かれ少なかれ出てくるものです。
しかし、それを放置しておいても改善できるものではありません。
日本の古来からある人を見る方法など
チームが互いのことを知り尊重できるような仕組みは
あるのです。
グーグルが研究したグーグルアリストテレスプロジェクト
巨大IT企業グーグルが、どのような組織、チームが強いのか?
180以上の組織やチームを研究したところ、
最高の人材を多く集めれば最高のチームができると考えていた,
それまでのグーグルの考えは、当っていないことが明らかになりました。
最高の人材が多くいることはそれはそれでもちろん良かったのですが、
最高ではなかった。
結果を出すチームには5つの特性がありました。
1 チーム内で人同士の信頼関係がある
2 チーム内の役割、計画、目標を理解している
3 仕事に個人的な意義を感じている
4 チームメンバーは仕事には、社会的意義があり自分達が社会へのプラスの影響を与えていると信じている
そして最後の5ですが、これが最もインパクトがあり大事な項目と
考えられると位置づけられました。
5 心理的安全性
自分の意見や考えをいっても認められるチームの雰囲気、
自分のことを理解してくれているという心理的安全性のあるチームが
最高のチームという結果になりました。
つまり、チーム力というのはお互いのことを知り、認め尊重する関係が大切ということですね。
社内の一体感、部門間でのコミュニケーションが不足している。
もっと社内連携を上手く出したい。
チーム力を上げていきたい。
例えば同じことを伝えても、違う解釈をされることはありませんか?
それは、人それぞれに特有の聴き方があるからなのです。
互いに特有の聴き方、そしてそこから出てくる行動などを理解することで
対人関係、更に社内チームワークも活性化されてきます。
その人がどうしてそう思うのか?どう声をかけると効果的なのか?
こういうことが明らかになります。
株式会社Brifu 代表取締役 波多野 輝未さん
「人を心から輝かさせる」根本的人材育成を手がけています。
起業コンサルティングや組織やチームつくりを行い
世に起業家を2000人以上も送り出しています。
波多野さんは、特に人材育成研修では3000件の事例のなかで
人間関係を良くする重要性に気づいたそうです。
人は自分からは相手のことを理解しようとせず
そのほとんどが、感情で相手を捉えていて
実は相手のことをへの理解不足から生まれることに
気づいたそうです。
起業でもチーム作りでも「人」が大切です。
グーグルアリストテレスプロジェクトにあるように
「心的安全性」
これが一番重要ということです。
互いに理解しあえる、話を聴いて貰える雰囲気などは
カンタンにできるようなものではありません。
波多野さんは
ご自身の経験からも
人が抱える心の問題は根本的な解決は
お互いのことを理解し合えて、
相手を輝かせるということが
実は自分が一番輝き始めるといいます。
これから起業されたい。
既に起業した。
社内の人間関係がどうもしっくりこない。
家庭でも起業でも多くの苦労を重ねながらも
学び経験からくる研修などは
今までと違う、スッキリ感や充実感が生まれるでしょう。
神道にある人を理解する一霊四魂という考え
人それぞれの特有聞き方は日本書記に現れている。
様々な特性があります。(どれも長所、短所がある)
つまり、自分のタイプと相手のタイプを知ること、理解することが
コミュニケーション、人間関係をより強固なものにする基礎になってきます。
一つの例でタイプ別聴き方というものを例で上げてみます。
「なるほど!」という言葉があります。
これも人それぞれの特性にそって発しています。
勇の人は、それはすぐ取り組もう!と感じ
親の人は、そういう考えもある、と感じ(とりあえず肯定する)
愛の人は、その意見は素晴らしい、と感じ(肯定でも否定でもない、意見があるそのものを肯定)
智の人は、理屈はあっているな、と感じる(でも、自分は他の意見を持っている)
いかがでしょうか?
自分の部下が、「なるほど」というときにどのような反応か見ると分かると思います。
また、それぞれタイプが違うのでプロジェクトの依頼をするときにも
その人にあった依頼の仕方があります。
勇の部下には達成をすることを伝え
愛の部下にはあなたを評価しているからやってほしいと伝え
親の部下にはあなたしかないと伝え
智の部下には、この本質はあなたしか理解できないと伝える。
人それぞれにあった、固有の聴き方があり響く伝え方もあるのです。
経営者やリーダーがこのようなことを知り、
また部下同士も相手のことをよく理解すればおのずと人間関係も
高まり絆のようなものも生まれてきます。
人を輝かせる。
そして自分も輝く。
本質的なことが大切な時代ですね。
石川博信
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