AIの普及で仕事が大きく変わる

公開日: : 最終更新日:2018/06/11 偉人伝 ものの見方

 

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AIの台頭で社会も仕事も大きく変わってくる

アマゾン、グーグル、アップルといったIT大手がこぞって

音声認識の商品を出している。

いずれもAI搭載のものだが、既にかなり普及してきている。

少し前に、IOT(インターネットオブシングス)モノとインターネットの融合

が言われたが、一足飛びにAIというものではなく

むしろIOTの技術の一つとしてもAIが活用されるということも考えれますね。

インターネットやスマートフォンが出たときには

まだまだ普及はしないといわれたりしたが、今度のAIという波でも

自分たちの仕事には関係ないだろうとう風潮もあるが、

社会が変わってくれば確実に自分たちのシゴトに影響されてくることは間違いない。

オックスフォード大学の有名な調査がある。

AIにとって変わられる仕事の予測

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AIが普及しても残りそうだといわれる分野にも徐々に影響はある。

AI,コンピュータが得意とするのは、計算や決められたことを

きちんとすること。

そう考えると、会計士、税理士から銀行業務にいたるまで

数字の世界は相当AI化が進んでいくだろうと考えられる。

今年の初頭に、大手銀行員のリストラも発表されましたが、

昔はエリートと言われた銀行員は今では、退職希望が後を経たないと

いうから、時代の波というべきなのだろう。

その他にも、自動運転を見越して

運転手もランクに入っているが、既に国も自動運転化に向けた実験も

開始しており、現実性は非常に高い。

翻訳機能でいっても高度に翻訳をするAIも出てきて

カンタンに多言語化してしまうということであれば通訳のシゴトもなくなっていく。

この中で、弁護士はAI化の可能性が低いということになっているが

既にアメリカでは判例調査ではAIの活用が進んでいて

弁護士のシゴトも無くなって行くという可能性も出てきた。

医者もなくならない職業として見られているが、

既にAI搭載のロボット手術が人間の手術よりも成功の確率が高いという

ことも昨年愛知産業大学から発表された。

このときは胃がん切除の手術であった。なんとAI搭載のロボットは

手術の失敗が5%以下、人間が行うと50%という比較にならないくらいの

手術の成功率が発表された。

同じことを正確に行う。

計算。

分析する。

このようなことはAIは大得意だ。

むしろAIが得意でないものは何か?と考えると

例えばコミュニケーション

飲み会に行ったり、友達を造ったりということは得意でない。

もしかしたらそんなことを考えると、

より人間らしいシゴトが出来たりするのかな?

そんなこと思ったりした。

人ができること、人が得意なこと。

きっと、そう考えるとより人間らしい社会、高い精神性であったり

志であったり、人としてのあり方であったり。

このようなことが求められるようになるのではないか。

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戦前、戦後の多くの方に影響を与えた中村天風

戦後の名経営者がメンターの中のメンターという中村天風

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このような方は人間にはいつの時代でも必要であろう。

より高い精神性、真理というものをいつの時代も人間は求める。

特に、経営者という人間対人間の仕事では、

もちろん仕事で成功するということも大事だが、社会の為にとか

社員のため、自分の為ということを捕らえていく必要もあります。

そうすると、やはり自分とは?人間とは?真理とは?天命とは?

など考えるときがある。

昭和であれば中村天風がその筆頭だろう。

もちろん、この他にもいるが、

日本を代表する経営者を育んだ、理念型経営というのは

実践者では、松下幸之助が有名だがキラ星の如くこれを行い

大成功している経営者は大勢いる。

中村天風がメンターの中のメンターといわれる所以であろう。

人間性という言葉がある。

これはAIには必要ないし、することもない。

人間は人間性を高めるということは必要だ。

では、どうやって人間性を高めるのか?

そういうことがきっと大きな波になると考えられる。

昔の価値の見直し、精神文明の幕開けという形になっていくと

考えられる。

僕はいずれにしてもAIによって多少の社会混乱はあっても

良い社会へ向かっていると考える。

高い精神性は人間しかない特性であると思うから。

 

 

 

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石川博信

石川博信

2009年ジーレックスジャパン株式会社創業。 日本の文化や歴史好き。小学校時代は通信簿で「オール1」の落ちこぼれ。日本にある素晴らしいものごとを国内外に広めていきたい。 それが私たちの想いです。長い歴史と四季のある気候に育まれた日本文化は、国内では衰退しつつある一方で、海外では日本の食文化、武道、芸道からコミック・アニメまでその愛好者は増加しています。 国内においては、日本の持つ素晴らしいものごとを見直し、海外においては、様々な商品にある歴史、ストーリー、想いを伝えていく。 日本のものごとが国内外へ広がり、その中で日本の文化や精神性に触れる機会を多く創出し、日本の素晴らしさを知って頂く事が、日本そして人類にとってもより良い社会へ繋がると考えております。
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