中村天風 信念は羅針盤
公開日:
:
最終更新日:2019/07/31
偉人伝 ものの見方
中村天風 信念は羅針盤
信念を持つ、強くする大切さを説いた。
積極精神をもつなど
人が持っている凄い可能性を人生に活かすという
ことを伝えています。
特に、潜在意識の使い方には
後にナポレオンヒルやマーフィーなども
潜在意識の活用の仕方を伝えていますがそれよりも
随分前に伝えています。
潜在意識と表面意識では遥かに潜在意識が大きい。
そして、人の思考は潜在意識に左右され
更にそれが人生にも左右される。
ということは、潜在意識を良い状況にもっていくと
良い状況が生まれやすいということです。
中村天風はこのようなことを
具体的に行うにはどうすればよいか?
そこで心身統一法というもので
心と体と両側面の力を発揮する方法を
世に伝えました。
特に潜在意識で大切なことは
良い言葉を発する
(イメージ力も強いが言葉のほうが強い)
良いイメージを持つ
そしてそれがなった!
と確信しきること。
そのイメージ、更によい言葉。
これが実は人生を創っていっている。
これが分かれば、どういうよい言葉を発し
どういうイメージを持てばよいかという
ことが明確に分かる。
言葉とイメージ
これが大切とわかれば実行していくことだが、
その方法として心身統一法を伝えている。
天風自体がそれで、健康にもなり人生もよくなった
ということで広まっていった。
心身統一法を伝える前には
東京貯蔵実業銀行というところで頭取をやっていたそうです。
しかし一念発起して
上野公園で辻説法を1人で始めた。
徐々に、聴衆者が増えてやがて天風会へと発展する。
実業の立場も投げ打ち、誰もいないところからの
辻説法は中々出来ることではありませんね。
朝、出かける前に奥さんからおにぎりとお茶と
水筒に入れてもらい、一人で出かけていったという。
今でも、天風が説法を開始したところは上野公園に
ひっそりと残っています。
茶道 侘びの精神
一杯のお茶に全力を尽くす。
一期一会というのもお茶の精神ですね。
今、に全力を尽くす姿は美しい。
オリンピックでも、4年間その日の一時のために
全力で挑む。
その姿に心打たれる人も多く、それがこれだけ長い期間
オリンピックが続いている理由だろう。
反面、手抜きで自分の力を出し切らない姿はキレイには写らない。
10ある力を10出してこそ人は動かされる。
10ある力の8出しても人は動かない。
そういうものだと思う。
そこには、美しさがないから。
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中村天風 信念は人生の羅針盤
昭和の偉人である中村天風の元に、皇族から政財界の方々など何故学びにいったのか?
それは、真理というものを学びに行ったのだろう。
信念が強ければ強いほど、人は動き、社会も応援してくれる。
これは宇宙の真理だという。
では強い信念は何処から産まれてくるのか?
これは、自分の想いを
強い言葉で発することから始まる。
年中、その信念をもっているのである。
そして人に語るのである。
これによってどんどん信念が強くなってくるといっています。
頭の中でいくら考えていも、信念は強くならず
言葉に出し、人に語ることで強さをます、つまり言葉の力が重要だということですね。
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当たり前だが、信念が誰からもらうのではない。
天からくるのだ。
天と言う、宇宙の創造力であり源からくる。
どのような形でくるからは分からない。
しかし、信念が自分にも社会にも人類にも宇宙の生成発展にも
合っていることであれば必ず成就する。
まず、信念が宇宙の生成発展に沿っているか、間違いないか?
間違いないと確信したら
人に言葉で伝えるのである。
そうやって少しずつ信念という心の炎が人に伝播していく。
事業でも政治でも同じである。
信念は志とも同じような性質を持っている。
名もなき幕末維新の志士達が何故人々に指示されたか。
それは自分を越えて社会のためのという志を多くの人が
感じ入ったということに他ならない。
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お茶の美意識
シンプルなまでに装いをそぎ落とし
一期一会の精神で客人をもてなす。
自分の出来る精一杯のことをやりきる精神。
日々、全力投球なわけですね。
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信念という人生の羅針盤もつこと
それを言葉に出すこと
そしてひとに伝えること。
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そして何よりスピードですね。
スピード感もってドンドン進める。
進めてから考えるという位で今の時代はちょうどいいというくらいですね。
進めるも進めないも自分次第。
どんどんスピードアップして進んでいこう。
石川博信
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