第四の波 年末に思う
公開日:
:
最終更新日:2017/12/31
偉人伝 ものの見方
今世界ではとんでもない、大きな波が来ている。
激動期というか混迷を深めてしまう時代というべきか
単なる社会構造の変化だけでは言い表せない時代ともいえる。
このような時代にこそ、歴史に学び自分の羅針盤をしっかりもったうえで
いつの時代でも変わらない真理に基づいて進むことが大事だ。
未来学者のアルビントフラーは第三の波
中でこのようなことを言っています。
第一の波は農業革命
人類は狩猟生活から農業することで安定生活を送れるようになり
文化も発達した。
第二の波は工業革命
産業革命によって多くの商品が流通するようになり仕事増えたり
人々がより活動範囲を広く持つことが可能になった。
第三の波は情報革命
知識産業が飛躍的に発達した。
そして既に第四の波というのが、押し寄せている。
それが
「関係革命」というものだ。
これは、インターネットやSNSなどでいつでも何処でも人々と繋がれる
ということもあり、ビジネスにも大きな影響を与えるようになっている。
モノも溢れるようにあり、情報も洪水という位に溢れているな中で
人々はより信頼できる(関係性が深い)人から情報を得たりモノを買ったりする
という今まで経験したことのない時代に入ってきている。
そして第三の波から第四の波までが時間が非常に短くなっているということも特徴だ。
もはや世界といつでもつながっている、そして地球規模での物事を考えるという時期に
差し掛かっているのでないかと感じる。
例えば、環境問題
これは一国ではなく、複数の国々、さらに全世界レベルで強調していくことで
実現できることであろう。
世界が繋がって協調していってこそ成し遂げられるものであるといえる。
国境を越えて、人種、思想、主義、業界も超えていくことが必要になっており
このような時代こそ、日本の精神が役立つときではないか。
日本の利他の心、感謝の気持ち、優しさ、調和。そのようなことが世界が求めている
ものではないだろうか?
ダボス会議でも未来の姿が語られている
関係性ということで言えば、
カンタンにいえば「人柄の時代」とも言うことができる。
どんなに飾ってもたちまちばれてしまう。
周りの人や縁ある人へどれだけ優しさを送ることができるか?
そしてこのようなことも価値になっていく時代になる。
大きな変化ではAIやIOTが、目に見える形でドンドン進化していて
いつ、ロボットがいる社会が普通になるかと思うくらい
進行が早い、スタンフォード大学の発表では
ここ10年で30以上の職種がなくなるか、ほぼAIにとって変わられているという
ことだ。凄い変化で私達はまさしくの荒波の真っ最中にいるわけです。
先に書いたように、このような時代だからこそ
歴史に学び、そして自分の羅針盤をしっかりもって真理にそっていくことが大切なこと。
来年はいよいよ元号も変わり、より大きく社会も変化していきそうですね。
強く廻るコマの如く行きましょう!
また来年どうぞよろしくお願いします、良いお年を!

石川博信

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