ソニー流 仕事の成長 成長しない原因 成長する微差力
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最終更新日:2021/07/12
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画期的な商品だったウォークマン ソニーが開発した
戦後のベンチャーとしてとトランシーバーから始まり、ユニークな商品をだしてウォークマンでは
社会現象に成る位一世を風靡した、ソニー。
素晴らしい商品でしたね。
これは、常識との戦い、そして販促の真剣さでブレイクスルーした商品で、このような商品をつくる。
これこそソニーの創造力といわれたもので開発し、販売にいたるまでそれは苦労も多かったのではないか。
文字どうり死にもの狂いで行ったので社内では当然ついてこれないもの、波に乗れない者もいる。
トランシーバーの海外戦略では、町工場の一つであったソニーは
常識では考えられない販売戦略を立てた。
それは、海外駐在員をアメリカやドイツにおき、
当時はまだ粗悪品と言われた日本製商品に、デザインを良くし、少し値段を高くして販売した。
実際に広告戦略では、まずモニターで現地の大学生に商品をつかった感想をとり
それを新聞の一面広告をだし、見事に大成功を治めた。
凄い戦略です。そのソニーでは、仕事の流儀というものがあるそうです。
少し紹介したいと思います。
仕事が成長しない、出来ない人の特徴を幾つか参考にまでに。もしここに該当することがあっても
逆に見ていけば成長できるということでもあるので、そこは客観的にみれれば幸いです。
今に、言い訳してしまう。
新規事業であってもお客さんからすればその道のプロとしてみてくる。
まだ始めたばっかりです・・良く分からないです・・なんてことはお客さんの前では禁物
時間配分が上手くいかないので、休日や徹夜でやれば認めれる(自意識も持っている)
もちろん時には仕事ができる出来ないに関わらず、このようなときが有ることも
現実の社会の中ではあるかも知れませんね。しかし、それでもやってるだけ良いかもしれませんが
仕事は限られた予算、時間、そして商品によって成り立っているので、このような仕事ぶりは
成長には遠くなってしまう典型例です。
特に時間の使い方には最新の注意を払ってよく自分の力量を見ることも大切です。
重要な仕事は後回し、さほど重要でない仕事を優先してしまう。
もちろん重要でない仕事でも優先するときもあるでしょう。
しかし、重要な仕事が後回しで期日も経過してしまうことも度々でてくる。
企業だから何が重要か?ということは、各部、各課でも理解しているはず。
重要なことはわからなければ上司でも相談しましょう。
副業や投資を考えてそこで稼ごうと考える。
そもそも、副業は会社によってでしょうが、今の仕事も十分出来てなくて
力をかけるところが違っていないか?
副業も投資も駄目ということではなく、もっと実力つけるように努力したほうが良い、
ということです。副業も投資で考えても仕事で結果も中々でないのに、
片手間で、出来ると考えますか?
それが考えられないことがそもそも視点がづれています。
適切な担当ではないからと不満を抱える。
自分は不慣れだ、自分にはもっとあってると思う仕事がある。
それなら別の会社へ行くか、自分で起業しましょう。
仕事ができないほど、なんで自分がこれをやらないといけないんだ・・・
と不満をもち、自分の可能性さえも塞いでしまう。
まず、素直に自分に仕事があることに感謝しませんか?
今の仕事に全力で立ち向かっていきましょう、全力でやれば面白さもでてきますよ。
自分と同じような立場の人と見て、仕事ができていると思いますか?
年齢が近い人と比べてみてどうですか?
あなたは会社を支えていますか?支えられていますか?
早く支える側になりませんか?支えるから次々に評価もされもちろん給与や待遇も
良くされるでしょう。
もし、仕事が成長しないという場合にはきっと会社にあなたは支えられているでしょう。
支えられている会社に、その会社から役割を与えられて給与も肩書きも頂いていることに
感謝できていますか?
不満なら転職するか、自分で起業するしかありません。
仕事で成長しない人は
重要なことを優先させること
期日内に終わらせる工夫
に焦点を当てて予定を組むと良いでしょう。
これらを上司や同僚とも相談して進めていく。これができると
見違えるような仕事ぶりになっているかもしれません。
さて、
世界にある創業200年を超える企業のうち
65%は日本企業です。
世界最古の企業はなんと創業1400年を超える
金剛組。聖徳太子から依頼を受け四天王寺を
つくった建築会社として知られています。
他にも、長寿企業はあるのですが、
共通していることがいくつかあります。
それは「微差力」です。
その中で今日は微差力を見て行きたいと思います。
「微差がやがて大きな差になる」
一つ一つの仕事に、
少し工夫をする、手間をかける。
計算すると、
1.2×1.2×1.2×1.2×1.2=2.5
先日、千葉県の館山にある
海の湯宿 花しぶき
へ家族で行きました。
ここから、家内の母方の実家も近く
まだ暑すぎない時期に
海や山も近く良いと思ってのことです。
ここでは、夕食の際に
冷やしたお酒を飲みましたが、
少しだけ余っていたのです。
中居さん「これお持ちになりますか?」
見ると、わずかに残っています。
中居さん「お風呂上りに飲むと、
気持ちいいですものね」
「では、お願いします」
部屋に上がっていると、
わずかに残った冷酒を、
ちゃんと冷える容器に入れて
おいてありました。
これは初めての経験です。
私はお酒を飲み際に冷したお酒でも
お湯(チェイサー)を頼むのですが、
これもポットに用意してあり
グラスではなく、陶器で持つ手が
熱くならないならないような配慮です。
その後
ロビーにいくとウェルカムドリンクがあった
ことに気づきました。
既に深夜でロビーにはスタッフは誰もいない。
「頼んでなかったなあ」と思い見ていると
先ほどの仲居さんがトコトコきて
「せっかくですから召し上がりますか」
と声をかけてくれました。
ウェルカムドリンクは
地元の地ビールだったのです。
これもありがたく頂きました。
しかし、何故ロビーにいるのが分かったのか?
不思議でしたが、
ここは部屋数も少なく一組のお客さまを
きちんともてなそうとしている姿勢が見えます。
この仲居さんは、20代中ば位の方で
見たところ一番若そうでした。
チェックアウトの際に、
フロントの方に素晴らしいですねというと、
「少しでも、居心地よくということ
心がけています。
まだまだですが、これからも続けて行きます」
とのこと。
この旅館はまだ長寿企業とはいえませんが
十分にその兆候はあると思って旅館を後にしました。
観光業界が厳しい中で、ここはほぼフル稼働で
繁盛しています。
コロナの中、このように従来の方法ではなく
大きく事業を見直し
確信の入った計画を創る。
これが今、大切なことではないでしょうか。
事業の再構築を考えたい、
せっかくやるなら大きく
羽ばたきたいという方は
是非、セミナーにいらしてみてくださいね。
石川博信
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