織田信長の言葉 仕事は創り出すもの
公開日:
:
最終更新日:2017/07/01
日々徒然草
織田信長 知恵と勇気で天下統一まであと一歩まで進んだ
織田信長は凄い武将ですね。戦国時代でも日本の歴史の中でも
これほどの武将は中々いないと思う。
信長の言葉は、多くは「信長公記」によるものが多いが
とにかく言葉は短い。でもさすがと思う言葉を幾つか残していますので紹介したいと思います。
「仕事は自分で探して創り出すものだ。与えられた仕事だけしているのは雑兵だ」
この考えに象徴されるように、家臣団には果敢な仕事を求めていった。
そして、創意工夫がないと容赦なく、昔からの家老であっても追放してしまう。
創意工夫する仕事が信長からすると当たり前で家臣団もさぞ大変だったろう事は想像がつく。
そんな中で、新参であった秀吉や光秀が出世していったことも、必然といえば必然であったかと思う。
当時の斬新といわれた数々の政策も信長からすれば驚くようなものでも
なく、非常に合理的であったために、国が富んだり、戦に役立つことなどは
先入観がないせいか、ドンドン行っている。
有名なものとして
兵農分離
これは、当時は、戦がないときは農業を兼務している武士が多かった為
農業の時期に戦いが左右されてしまうことがあった。
その為信長は、戦闘専門集団をつくり、彼らを城下町に済ませて、いつでも戦いに出れるように
していたという。
武具の創意工夫にも熱心で、少しでも軽く、動きやすいものに換えたり
楽市楽座というもの有名だが、これは誰でも商売ができるという当時であれば
とても画期的なものだった。
民を潤すとう狙いのほかに、対抗する仏教集団の力をそぎ落とす狙いもあったみたいですが・・。
このような斬新なところは色々なところに及ぶ。
道路の整備でもかなり幅が広い道路をつくっているがこれは
大軍勢をすぐに動かせるためだという。
戦にしても、治世においても、ホント良く考えて実行しているなって感心することばかりですが
そんな中でやはり凄いと思うのは、
アイデアもさることながら実行力ですね。
ただいたづらに新しいものを取り入れてということではなく
理にかなっているというところから、導入のタイミングにしても
よく考えたうえで進めているなって思う。
稀代の英雄というべき織田信長ですが、現在のような混乱がある時代には
見習うべき武将ではないかと思っています。それは、とてつもない未来ではなくて
少し先の未来。そして発想の斬新的なことといえば
これ以上のものはないくらい柔軟でありそこから出てくるアイデアも
すばらしいものが多い。
私も何度となく、織田信長の本は読んでいますが、何かいつも新しい発見というか
気づきをくれたりしてくれるなって思う。
斬新さと行動力が目を惹きますが、実は、とても手堅かったとも言われています。
どうしても桶狭間での少人数で大軍勢の今川義元を破った戦いが想像されがちですが
この桶狭間の戦い以降は、このようなリスクが高い戦いはしていないことからも、
この勝利はたまたま運が良かっただけだ。
ということで、実際になくなるまでこのような冒険的な戦いは一切しなかった。
このように慎重なところも大いに見習うべきところだとも思う。
織田信長の言葉 仕事は創り出すもの
という言葉には何か説得力があるなって思う。
仕事をドンドンつくり出すこと。これはホント今求められている
事だと思う。
石川博信
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