大前研一氏 IOT革命
公開日:
:
最終更新日:2017/06/25
日々徒然草
大前研一氏 IOT革命 時代の急激な変化が起きる
いや面白い。IOTはインターネットとモノが繋がるということだが
今はデバイスでもスマートフォンが主流だが、家電、車、その他モノと言うものが
インターネットとつながるというのが、IOTと呼ばれるもです。
例えば、トイレにいって用を足す。そうするとトイレで健康診断をしてくれて
その情報が係りつけにドクターにいって、薬の処方もコンピュータが行い、自動で配送されてしまう。
こんなことが普通に成ってしまう。更に体調が悪いときには、こんな食事が良いですよ、と
連絡があり、そこからオーダーをしたりしていくことも当たり前になっていくかもしれない。
また、自宅にセキュリティーで異常があると、本人や警察に自動的に連絡がいき
対応できるようになる。
これが更に進むと、MTOM(マシーントウマシーン)となり、
警備ロボットが異常があると、現場へ行き対応してしまう。
人や警察には状況報告が飛ぶようになっている。
ここにはほとんど人が介在しない事業も沢山出てくるということ。ここにはまだ、少し時間がかかりそうだが
急速にそのような社会に向かっていき、加速的に進むということだった。
なんとなくこんな社会というのは実感できそうな内容ですが、より具体的で世界中の情報をまとめ
氏のフィルターをとうしてとても分かりすい説明でした。
1990年代に書かれたインターネット革命
今とそぐわないところもあるが、大筋は捉えている
もう30年近く前の本ですが、古くない。これは凄いなと思う。
社会変動については、色々といわれているし、観る角度でも随分と違うが
こと大枠の捉え方では、中々ここまで精度が高いものはないのではないかと思う。
今の時代についてですが、
クラウドが大きなキーワード
といっていますね。
クラウドコンピュータ
クラウドソーシング
クラウドファウンディング
実はこの三つを上手に使えば、社員もあまりいなくても
世界中でシゴトが出来てしまうということ。
本人に必要なことは、
創造力 まとめ力 推進力
実は、今すぐでも世界中にアイデアを発表し資金を集めて
シゴトも世界中の方へ発注し、データや管理はクラウド管理もできてしまう。
そしてもうそういう会社で世界規模になっている会社は
何社も出ているという。
ともすれば日本にいると日本市場だけとか、日本の小さい市場だけだとか
考えやすいけど、シリコンバレーなどでは、
世界に対応できるサービスということで血なまこになって進めているという。
インド、イスラエル、台湾の方々が起業精神に溢れていてアグレッシブだという。
特に、これからIOTが盛んになると、
中国語、英語、日本語ができる台湾の方のアドバンテージがとても
強くなるだろう、といっていました。
なるほどそれはありえる話だな~って思いました。
ひとの働き方も大きく変わっていくだろうって言うことでした。
それは、色々な能力や実績で、会社という枠ではなくて
このプロジェクトを共にやろう!というような
働き方が、それは加速的に増えていくだろうとってこと。
そんな時に備えてということでも
創造力 まとめ力 推進力
此れは人しかできないから、未来から今を逆算して今、やることを
しっかりやっていこう。そんな話でした。
今回の話はとても腑に落ち、良かった話でしたね。
凄い時代になってきましたね。
石川博信
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