稲盛和夫氏の言葉
公開日:
:
最終更新日:2017/05/29
日々徒然草
京セラ 第二電電 JALと事業成功させた稲盛和夫氏
示唆に富む言葉が多い。
僕は経営者の哲学というか、その知見から来る言葉が好きで様々な本を
読みましたが、現代の経営者ではやはり稲盛和夫氏の哲学というのは
分かりやすく、為に成る言葉が多いと思います。
幾つか紹介しますと
どんな仕事でも喜んで引き受けてください。
やりたくない仕事も、意に沿わない仕事も、あなたを磨き強くする力を秘めているからです。
創業間もないころ、取引先から色々な相談や注文があり、全て意図したものでは
なかったが、相談される、注文されるということ意図をしると安易には
断れなかったが、意に沿わない内容もシゴトとしてやっていた良かったという。
社内でも、全てがすべて自分がやりたいセクションにいるわけではないが、
与えられている仕事を喜んでやることで一層あなたを強くしてくれる。
バカな奴は単純なことを複雑に考える。
普通の奴は複雑なことを複雑に考える。賢い奴は複雑なことを単純に考える。
単純に考えれば良いのに、より複雑にしてしまう、これでは仕事はできない。
そういうのは、集中力も散漫で、納期がずれても仕方ないという。
これは難しい問題だから。しまいには何でこんな仕事を自分がやっているんだ、となる。
これは救いようがない。
ビジネスを成功させるためには、夢を抱いてその夢に酔うと言うことがまず必要だ。
夢に酔っていればこそ、それを実現させる情熱が湧いてくる。もちろん、
実際に事業に着手したら、理性的に判断し、リスクを未然に防ぎ、
具体的な方策について考え尽くし、仕事を成功に導くようにしなければならない。
話していて面白い、楽しい、というのは成功への一歩といえる。
そこから現実に落とし込むにはエネルギーが必要だ、それも並大抵のエネルギーでは
並の事業しかできない。とてつもないエネルギー向かうことが成功には必要。
とてつもないエネルギーの根源は、天命とも言い換えてもいい。
それが社内外にどれだけ浸透させることができるか?つまり、対象が全人類の幸福
というところまでいって始めて本物といえる。
天命を仕事の意義を伝えるエネルギーの大きさで事業の大きさは決まる。
ひとつの分野だけではそのビジネスが苦境に陥れば会社が傾いてしまいます。
そんな事態を避けるためには、会社を変革し事業を多角化していく必要がある。
事業の多角化を勧める経営者は多い。
これはどうしても、社会は常に変化しておりその中で大波、小波もある。
安定していく為にも、成長させる為にも、それぞれの事業でささえあうという仕組みが必要だ。
そんな中で稲盛氏は現在の事業と関連性のある(シナジー)が効く事業を選んだというが、
結果、第二電電、JALなど本業と全く関係ない業態まで経営し成功させている。
稲盛氏は著書も多く出されているので、詳しくはそちらでも拝見してもらうとして
とても言い得て妙というか、示唆に富むものばかりです。
学ぶべき点がおおいな~。
京セラ創業者 稲盛和夫氏の言葉でした。
石川博信
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