松下幸之助 素直な心になろう
公開日:
:
最終更新日:2017/04/19
日々徒然草
松下幸之助 素直な心になろう
松下幸之助は著書でも人でも、常に素直な心を持とうと伝えています。
例えば、人の話に耳を傾ける、全てから学ぼう。
そして謙虚であれば、順境でも逆境でもその時点で素直に生きることということが
大事なことですと伝えています。
順境にあって自惚れず、逆境にあってもひねくれず、素直に受け入れる。
我慢するということではなく、私心にとらわれず受け入れるということも大事だといっています。
仕事は色々な方との力で成り立っている。
時には厳しいこともあるだろうが、きちんと受け入れる。
そしてアドバイスや注意をくれる人には感謝することである。その方は自分の為に
言っているのではない、
「あなたの為に言っているのだ」
逆にアドバイスや注意を受けない人は常に自分で身を律し、考えていかなくては
成らない。経営者や政治家などはこの類だ。
注意やアドバイスをくれる方の存在がどれだけ有り難いか?
「あなたへの期待の表れなのだ」
言い換えれば愛情ともいえる。
振り返り、自分はどれだけの人たちに愛情を注いでいるだろう。
時には振り返ることも大事だろう。
反対に頑固という人がいる。
自分の考え以外受け付けないという人だ。
素直な心がないと良いことはない
頑固というのは、独善で他を受け付けない。
排除しているといえる。そのような心、そして振る舞いをして社会や周りが
どう思うか?応援したい、一緒に仕事をしたいと思うだろうか?
その結果、周りから応援されない、孤立に気付かない、無理をすることに繋がる
これは社内でも同じことである。
意見を聞かず、自分だけで行う事業には強さはない、むしろ脆弱なのである。
一人より二人、二人より三人のほうが強いのは子供でもわかる道理であり、
まず、素直な心をもっていくことが何よりも大事なのである。
自分はよく、頑固で頭も固い、という場合は
まず、素直な心になる
と毎日唱えればよいのである。そこから始めていくことが第一歩だ。
社会や会社というものは、衆知の調和で成り立っている。
言い換えれば、衆知を集めること、話を聴く耳を持つこと。
そしてそれを行動に現すこと
話を聴くだけではなにも変わらない。重要なことは一歩でも
前に進む、行動することである。
どれだけ素直になれるだろうか?
それが、社会や会社で成功する為の一歩である。
子供でも大人でも素直な人は人気があり、人も集まる。
これば大事である。
我が身を良く振り返り、まず素直な心を持とう。
素直な自分をつくろう。
そして素直でいこう。
自分も社会も第一歩は
素直な心をもつというこである。
石川博信
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