吉田松陰の言葉 決断すれば実行のみ
公開日:
:
最終更新日:2017/03/29
日々徒然草
吉田松陰 幕末維新の原動力となった松下村塾で多くの人材を育てた
吉田松陰はとても有名な方ですが、なにより多くの志士を育てたこと。
そして、活動年数が短かったにも係わらず、維新の原動力になったこと
が凄いことですね。沢山の言葉を残している吉田松陰ですが、
行動することについての言葉です。
決心して断行すれば、
何ものもそれを妨げることはできない。
大事なことを思い切って行おうとすれば、
まずできるかできないかということを
忘れなさい。
まず、行おうと決断したら、できないかな、難しいかなということを
忘れなさい、ということ。
これは、まず、志ありき。
そして、「どうすればできるか?」
という考え、そしてそれ以上にできない、難しいという
自分の思考のキャップをとめていこうということを示唆している
と思います。
今でこそ、幕末維新ということは考えられることではあるけど
当時は幕府を倒して新しい政体をつくるなどということは
考えもつかなかったと思うし、狂ってしまったのではないか?と
周りから思われても仕方ない位の考えだったと思います。
しかし、吉田松陰は、狂うことなくて大業は出来ない。
狂っていると思わるくらいのエネルギーで初めて
大業は出来るのだ。
とも語っています。
僕は吉田松陰の本を読んだり、言葉を見るときに思うのは
古くない、今でも通じることばかりだなって感じます。
長く続いた江戸幕府はあって当たり前の存在であり、そこに逆らう
ということ自体がどんでもないこと。
しかも、その存在すら壊してしまおうというのだから
周りの理解は中々出来なかったといわれても仕方がないかも知れません。
しかし、吉田松陰が志を立てたように、時代の変革の風は出身地の長州だけでなく
日本のあちこちで始まっていた。
薩摩では島津斉彬という名君が若手を育てていたりしていた。
段々と明治維新に向かうわけですが、
一人の志が火種となり、段々大きくなり、同志もふえていき、最後には
倒幕、そして明治維新になった。
これを見ても、志というのは凄いと思う、そしてそこにはシンクロして
共鳴するもの、さらに賛同者も現れてくるものが現れてくる。
吉田松陰の言葉でふれましたが、決意し断行すればそれを阻むものはなし。
そして志を見つけるというのは、大きなことで時には、
ほんとにできるのか?
自分なんかがどうしてできるのか?
という志の大きさにおののくこともあるかもしれない。
吉田松陰はそんなことも知っていて、上記の言葉を
語ったのではないかと思う。
出来る出来ないではなく、
まず決断して、大いに志に向かって進んでいこう
ということをきっと言いたかったのではないかと思います。
吉田松陰の言葉は今にも生きていると思います。
石川博信
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