アマゾン 世界一親切な企業を目指す
公開日:
:
最終更新日:2017/03/22
日々徒然草
アマゾン創業者 ジェフベゾス
アマゾンはもはやECサイトという領域では語れない位様々な事業を
行っている。もちろんECサイトでも世界最大でもあるし、その大きさは
売上げでいえば10兆円に迫ろうとしている。凄いですよね。
ECサイトでは、サイトの使い勝手もそうですが、配達方法や
決済にいたるまで、使い勝手が良い。
そんなこともあってもどんどん広がっている。
その他の事業で大きいものはアマゾンWEBサービスという
サーバーレンタルやクラウドでの事業。
これも圧倒的に安いコストと実績で非常に大きいシェアを持っている。
更にアマゾンの創業であった本の事業。
電子書籍ではキンドルというデバイスを独自に開発しているし
更に、いまではアマゾンエコー、アマゾンプッシュという
音声で注文できたり、ボタンを押すだけで注文できるという
IOTの分野への進出もスピード挙げて進んでいる。
これは凄いですよね。
さらに、先日プレス発表あったところではアマゾンストア(日本のコンビ二みたいなもの)
を全米に1000店舗出すという話がありました。
ECサイトにとどまらない考えとしては
世界で一番親切な企業
というプラッグシップがあるから。
ユーザーに親切であれば、どれがユーザーに親切なのか?
これを徹底的に考えて進めている。
かといって、ユーザーの意見を徹底的に聞いているわけではなく
やはり社内で徹底的に考えて作りこんでいる。
よく、ユーザー目線というとユーザーの意見を取り組んでというものが
あるが、もちろん意見を取り入れてはいけないということも
あるが、あまりに全て取り入れてしまうと陳腐なものになりかねない。
以前お菓子のメーカーが女子高生の意見を取り入れて商品開発をして
成功するとおもったら大失敗におわったというのがある。
また、主婦目線を取れた商品開発でも大成功したものというのは
あまりない、というか多くは失敗してしまう。
これは、やはり、会社としての責任ということと、それがない、
ましてマーケティングなどもわからない人たちの意見を取り入れた結果
であろうと思う。
一見、斬新でうまくいきそうな感じもありますが、ほとんど失敗しているという現実
アマゾンもアップルもそうだけど、ユーザビリティー自体は社内で徹底的に揉んで
世に問う。
つまり、ここまで考えてつくった。それをユーザー使いがってをどう判断するか?
という位創りこんでいる。
これが本来の姿ではないかと思う。そしてこれに果敢に取り組んでいるのが
アマゾンだと思う。
日本でも広告宣伝費もそう莫大なものではないと思うが
ココまで大きく成長していることの理由のひとつは、
徹底した顧客目線を考え抜いたサービスが受け入れられているというところから
だと思う。
この姿勢が世界で受け入れられているということが、アマゾンの成長に繋がって
いるのだと思う。
凄い企業だと思いますが、このようなサービスの会社であればとても日本的な
感じがすると思うのは私だけでしょうか?
アマゾンの今後の成長は大きく社会を変えることになるかもしれない。
特にIOTを活用したサービスのあり方と配送の方法は
ネットが社会を大きく変えるインパクト以上に大きな変化を社会にもたらせるかもしれない。
そんな社会をおそらく見据えて事業の展開をきっと考えているのだろうと思う。
世界一親切な企業
これを目指しているアマゾンのことをちょっと書いてみました。
石川博信
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