企画という志事は面白い
公開日:
:
最終更新日:2017/03/14
日々徒然草
企画という仕事は面白い
企画と編集は近いけどちょっと違いますよね。
編集はある企画があり、人や予算や納期などまとめて行うこと
だと思いますが、企画というのは、大きく分けて二つになるかと
思います。
一つは、自分達で企画を立てる、つまりこのようなテーマの内容の
本をつくり、読者はどれ位見込めるか、コンテンツをどうつくるか?とか
自分達が主体で動くもの。
もう一つは、依頼されるもの。
これは、相手(主にクライアントになる)にこのような企画をして欲しいと
言われる場合ですね。
一見すると、自分達での企画のほうが圧倒的に面白みがあるかと思うかも知れませんが
実際にやってみると、依頼された企画でもとても面白いとうものもあるんですね。
企画自体はある目的がある
何かを誰かに伝えてどうしてほしいか?というところです。
ここを企画者や編集者はその意図をよく汲む必要があると思います。
そして企画でも、必ず縛り、制限があります。
納期の縛り、予算の縛り、紙面の縛り、、色々ありますがその限られた資源の中で
最大限にその企画の意図することが一番大事なことですね。
具体的にどのような企画をつくっていくかというと
これが絶対的によいというのはないかもしれませんね。色々な企画の立て方があっていいと
おもいます。
例えばニュースや新しい情報などは企画とはとても相性がよいことで知られています。
雑誌や新聞などのメディアでも「最新」という言葉がよく使われます。
つまり、最新というのは一つのキーワードで切り口でもあるということ。
もちろんこれに属さないものも沢山あります。
企画自体が何処の誰に何を伝えてどうしてもらいたいか?
というのが意図ですから、誰にというターゲティングはとても大事で
ターゲティングが狭く、そして具体的になればなるほど成功率は高いと
言われていますが、これは本当に当っていると思います。
一見するとターゲットは広いほうが良さそうなイメージがあるかもしれませんが
そうすると企画意図がぼやけてしまい、より抽象度が高くなり
反響は得られずらくなって行きます、
少し狭いというくらいでちょうどいいと思います。
そして企画の意図としてそれまでになかったもの
とうことも大事なことです。
なんらかの目新しさや企画全体でも、いままでなかったものがポイントになります。
どこかがやっていれば目新さはないので、企画全体自体がそれが鮮度が高いということ
も大事なポイントです。
そして企画の世界では、素晴らしい企画ほど
世界観を感じさせる企画だ
ともいわれます。
その企画自体の意義から今回の企画ではどんな世界観(価値観)なのか
ということが見えてくるというものです。
言い換えれば、世界観がない企画は薄く、世界観がある企画は厚みがあるとでも
言うべきでしょうか?
基本というべき
誰に
なにを届けて
どうして欲しいか?
その中で、何を届けてという部分がコンテンツつくりになり、
どうして欲しいのか?という部分が最後の一押しというところになるわけです。
更に、そこに世界観を感じさせる企画が良いということになります。
いずれにしても企画という仕事は今までの社会にはないものを創っていくわけですから
とても面白いといえる。
以上が「企画という仕事は面白い」
のブログでした。

石川博信

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