海外の方へ日本を伝える二つのこと
公開日:
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最終更新日:2017/02/15
巡礼記
我ただ足るをしる 京都竜安寺のつくばい
先日山元学校の山元先生から聞いた言葉で、海外の人へ日本へ来たら見たほうがいいと必ず伝えることがあるそうです。
海外の方は、それこそ、各国大使や国賓級の方から留学生まで含みます。
その伝えることとは
一つは、日本は足るを知る文化であること
東日本大震災のときに暴動や略奪が起こらず、人々は互いに譲り合ったりして困難を自分だけでないと、物資を分かち
あったり譲り合ったりしていた。これは日本でも報道されているが、海外での反響は本当に凄かったそうです。
なぜ、日本人はそのように振舞えるのか?
それについての解答を、足るをしる文化であると説明すると海外の方は感嘆されるそうです。
もう一つは利他の精神
最初に相手にベネフィットを与える、相手に与えることを先に行う。
相手に何を与えられるか?国でも企業でも考えているのは日本以外にはない。
よく、ODAとかのばら撒きとか言われることもあるが、どれだけ現地で感謝されているか?
そんなところまで日本はできることをしてくれる。これは世界から見たら奇跡的なことで
知っている方は賞賛を惜しまない、そして何故日本はこのようにしてくれるのだ。
そんな話になる。そのときに、日本には利他の精神がいたるところに宿っている。
この2つが日本の素晴らしさだから、日本にいる間に良く見てください、というそうです。
そして日本はとても優しく、実力も力もある。
だから世界から頼りにされ信頼される、何故かというところを日本人自身も知らないと
いけないと思う。
と、いう話がありました。世界各国で志事をしてきた方だけに説得力がある。
そしてこの2つを伝えることが大事だということでした。
ジャパンミッション
例えば今後の世界で地球レベルで日本に期待されているのは、環境問題と世界平和
の構築だという。これは力も技術も何より世界で尊敬されているということが
大きい。日本にしか出来ない地球規模の大きな課題解決は求められていると思う。
海外の方へ日本をよく知っていただくとき、そしてそのような目線で日本へ来て
見ている方も多くいるかもしれませんね。
海外の方へ日本を紹介しようとする場合には、色々考えてしまうこともありますけど
この二つは端的に説明でき、文化背景も説明しやすい。
とても分かりやすい表現ですね。
今のところあまりそのような機会もありませんが、海外の方に伝える場合には
心がけて活きたいと思います。
石川博信
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