先祖から見る、自分とは誰か?
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最終更新日:2017/02/10
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家紋である、下がり藤
僕の勝手な解釈ですが、真ん中に人がいて三つの大きな葉っぱを創り
そこからまた、沢山の葉が出来てきている。末広がりとも見れるし
とても気に入っています(そや自分の家の家紋ですからね)
所で年末年始、いかがお過ごしでしたでしょうか?
僕は、かなりちょっとの自分の時間がこれほどありがたいと感じることは
なかったような感じで、読書も3冊は読むと思っていましたが2冊どまりでした。
年末は、毎年お墓参りに行きます。
まず新年を迎える前にご先祖様にご挨拶と掃除を行うのが恒例となっています。
それから年始を迎えるという流れなんですね。
年末年始は一年の中でも色々な方と会う機会でもあり、僕も沢山の方と会いましたが
その中でも、やはり自分の先祖の話が色々出てくる。
自分は、元々両親で、両親も元々その両親で・・となると、自分が誰か?というのは
とても深いテーマでもあると考えています。
昨年は特に先祖のルーツを色々探っていく中で、沢山の発見がありました。
普段思っている「意識」や「想い」というのは
どこから来るのか?それは体を持っているからあるのではないのではないか?
先祖から受け継いでいる、「意識」や「想い」ということもきっとあるのではないか?
もちろん仮説ですが、自分も、両親も、先祖も同じ「意識」や「想い」を持っているのでは
ないか?そんなことを考えていたわけです。
そして、両親との思い出や人となりや、この世で行ったことと、僕との意識や共通点を探していった。
先祖の想いを探るにはやはり、どのようなことをこの世でしたか?残そうとしたか?というのが
とても大事になってきて、人だから色々な思いはあるだろうけど、特に大事にしたものや人なりを
よりつかむことで、先祖の意識と今を統合できるのはないかと考えたわけです。
細かいことはともかく、ウチの場合は「優しい」そして「創る」ということが浮かびあがってきた。
曾祖父まではなんとかわかるものの、その上については人なりを知る人もいないので
家系からたどっていくと、更に「優しさ」や「創る」という事を意識に持っていることがわかった。
個人というよりも、周りの為に働いていたし、難しい決断をいくつもしていたことも分かった。
その延長線上に「今の私」もいる。
体は有限ですが、意識、魂はどうでしょうか?どちらも目に見えることはない。空気と同じような
存在かもしれませんね。そうなればいつまでもあり続けるのでしょうか?それはわかりませんが
少なくても意識がどこから来てどこへ向かうのか?
そんなことで先祖を意識してみると、あ、こういうことを考えたんだな。。とか、これは大変な
決断をしていたんだな・・とか、更に何を大事にしていたか?という事もわかるようになった。
それらは決して個人のものではなく、将来の為、そして周りの為に行って、ひいては家の為に
行っていたということが分かった。
自分の為でなく将来の為、周りの為に一生懸命、先祖は働いた。
自分とは誰か?
それは先祖も含めたものに他ならないと思う。
その意志を受け継ぎまた引き継いでいく。
そうであればどんどん良い社会に向かって行くに違いない。
そんなことを思いました。
石川博信
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