自分の墓標からストーリーを組み立ててみる
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最終更新日:2017/02/10
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日本最古の歴史書といわれる古事記 示唆に富むことも多い
もう既に来年とかその先のスケジュールとかやることを決めている方も
多いと思いますが、まだこれからという方もいると思います。
神道の考えで中今というのがある。中今というのは辞書では
「時間の永遠の流れのうちに中心点として存在する今。
単なる時間的な現在ではなく、神代を継承している今」
ということで、もうすこし簡単にいうと
過去の自分(先祖~更にその前)から「今の自分」ここが中今とう地点で
そこから未来に向かっていく。そうすると、過去から(先祖やその前)からの
想いを受け取り(探求し)今の自分がいる境遇や関心があること、そこから未来へ
どう向かうかを探ることを行うことです。
未来への自分というのは、中今である今から未来である自分、その未来である自分は
身体としての自分はもうこの世にはなく、墓標のみがある。そして墓標に刻まれる文を
一文で自分で考えます。これが自分が決める未来です。
自分の墓標から中今である現在から近未来へどのようなストーリーをたてて進めばよいか
探求してやることをリストアップしスケジュールにします。
未来(自分の墓標)から今を見るということが、できたら、今度は過去から今までの
「想い」を探ります。最も身近なところは「親」からで、その次に祖父母またその上・・
とドンドンさかのぼっていきます。
例えば親が先生だった。親にも先生になろうと思ったきっかけや考えそれから「想い」が
会ったはずで、実はそれが自分にも受け継がれている。
それからドンドン先祖の先に上っていくと、崇高でそしてある「想い」をもって生きてきた
ということが浮かび上がってくると思う。
先祖の中でも高名な方もきっと出てくるでしょう。それも中今をとらえることでは大事なことで
その高名な方も自分の一部分ということ。
何をこの世に残そうとしたのか、何をこの世でしようとしたのか?その共通項を探ります。
バーナードショー 劇作家 ノーベル文学賞受賞
バーナードショーは、「人生は見つけることができない。なぜなら人生は創るものだから」
自分で創作するのが人生と語っています。
先ほど自分の未来で墓標を決める(一文で自分が亡くなったときにどう周りに呼ばれたいか)
ことで、ありたい自分へのストーリーをつくりそこに向かっていくことが出来る。
つまり、人生は創るものと同じことになりますね。
未来の自分と過去の自分そして今の自分をまとめて、その想いをもった中今から
未来を自分で創っていく。
特に先祖の想い、行ったことから思いを探るのはとても楽しかったですね。
自分の先祖の話ですから。そしてドンドン先祖を遡っていくと、やはり歴史的な人物とか
が出てくる。これはきっとみんあそうなんだろうと思う。
で、そのときどうしてそうしようとしたか、など思いをめぐらせるわけです。
するとなんとなくだけど、感覚的に分かってくる。
あ、歴史でこういわれているけど、ほんとはこういう思いがあったんだ・・・とか
なんか不思議な感覚だけど分かってくる。
ホントこれつかめるな~っと思う。
自分の墓標からストーリーを組み立ててみる。これから計画を立てようとしている方
まだ、練り直したい方に少しでもヒントになればと思います。
石川博信
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