建国記念日に想う。日本建国の志 宮崎平和台公園
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最終更新日:2023/05/03
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宮崎平和台公園にある 平和の塔
「八紘一宇の塔(八紘之基柱)あめつちもとはしら」
昨日は建国記念日でしたね。
さて、この塔は見たことありすますか。
この塔が作られたのは、1940年のことで皇紀2600年を迎えるに当たり、
天孫降臨の地であり、神武天皇が東征の途に発った出発点でもある宮崎県は
「八紘一宇の御精神を、悠久に、一代建造物として、具現し奉り、皇民精神修養根本道場たらしむべく」
(設計者・日名子実三の言葉)、巨大なモニュメントの建造を計画した。
高さは36,4メートル。これは、み、ろく、のよを映したと言われています。
そしてこの塔には、4つの魂が飾られています。荒御霊、和御霊、幸御霊、奇御霊。
日本神道にある、一霊四魂が形作られています。
神武天皇が熊野の地から八咫烏に導かれて奈良の橿原宮で日本建国の志を宣言します。
それは「八紘為宇 (はっこうゆう)」
八紘とは八つの方位に天地を結ぶ八本の綱で、世界の隅々までを意味する言葉で、
「世界を一つ屋根の下で平和に」争いではなく和の心をもって平和な世界を目指そうというのが、
日本建国の志です。
これが実現したらどんな素晴らしい世界になるだろう。
そしてこのような世界を実現する力をもっているのが日本という国だと思う。
現在課題先進国といわれる日本だが、その課題は解決されれば日本のみならず世界中の国々にとって役に立ちます
高齢化社会など何故日本が世界中で先に来たか?
これらの課題を解決する力があり、それを広める力もある。そんな国の日本は素晴らしいと思う。
日名子実三はサッカー日本代表のヤタガラスのシンボルマークを考案した方としても有名です。
10年前の2013年から日本の時代を象徴するような出来事がいくつもありました。
東京オリンピックの開催では現在は場所の問題など色々出ているが、先回の東京オリンピックでは
戦後復興のシンボルとしてそして多くの日本人に勇気を与えた素晴らしい大会になりましたが、
今回のオリンピックは、また時代の変革を感じさせる素晴らしい大会にきっとなるのでは
ないかと期待しています。いいですよね~オリンピック。
スポーツに国境はないというけど、4年間このときにあわせて世界最高レベルの競技
の数々を行い、そしてそれが見れる機会なんて中々ないですもんね。
さて2013年は近年では結構動きがあった年でもあると思います。
東京オリンピックだけでなくて
伊勢神宮と出雲大社の同時遷宮、そして宮家と出雲家とのご成婚、
日本の自然美である富士山の世界遺産登録。
日本の食文化である和食の世界遺産登録・・・など多くの出来事がありました。
2023年。
前年には、ワールドカップやロシアのウクライナ侵攻、収まらないコロナ。
そして安倍元総理が暗殺されるという激動の一年でした。
今、日本が注目されてそして日本の役割が求められていると思います。
八百万の思想といわれる、日本の神道。
万物に神が宿る。一神教とは対極的な考えです。これは日本文化の様々な所
に宿っています。
例えば日本語には主語を多用して会話するということはほとんどありません。
「ありがとう」というのも、英語の「サンキュー」というようにあなたというのは
特定していない。ありがとうってあなただけでなく、全てに言ってる。
食事のときの「いただきます」も誰に向かって言ってるのか?
つくったお母さん、おこめ、おかず、食品を作った人・・・全てに感謝して
「いただきます」といっているのではないでしょうか?実際にそうですよね。
お母さんだけに感謝していってるわけではなく、命あるもの、作った人、運んだ人
全てに感謝する。そして全てが揃わないと食事は出来ないですもんね。
曰く、鏡はありまま映し出す。そしてかがみの「が=我」を抜くと「神」になる。
三種の神器である鏡。鏡はありのまま、全てを映す。
世界を俯瞰すると、多くの問題が蓄積されている。
日本建国の志 そして日本の役割が今の世界に求められているし必要ではないかと
思います。素晴らしい文化を持つ日本。
建国の志は、時空を越えてこれから実現へ向けて進んでいくのだと思います。
神武天皇の詔は、日本の建国神話の一部であり、神武天皇が即位したことを告げる詔書です。以下がその文章です。
「吾皇考古一年十一月丙午日即位給事十二月庚寅朔望之次也、先是以朕躬率攝豊玉尺及八十有二従臣、
自東海之産湧出、扶疎之流遠逝、開拓外營、神宇樹高、貢禹之策、胤舜之緒、紀綱之峻、飛廉之命、
與民相得、降化四海、兆民蕃息、靡不茂昌、欽明道徳、察納誠信、布仁恵惠、毎相発揚、稽古繁昌、
庶為良規、群后大悦、宗社興隆、國土安寧、自是以後、猷宣洪運、亘古未有。大禹、文武之邦、播越、
三代の降祀、百福一守、四海之內、聞之莫不欣慶。慶朕躬嗣位、宜厥中外、毎思厥責、毎策厥政、
毎正厥身、俾成茂典、靡有害者、是皆朕之所命也。」
この文章の意味を要約すると以下のようになります。
「私は吾皇神武天皇である。私たちは、豊玉尺と82人の従臣を率いて、東海から西へ開拓し、
国土を広げ、国民を守ってきた。私たちは、徳を重んじ、民を愛し、誠実に向き合い、
常に良い方向へ進んできた。私は、この職務に専念し、国家を安定させるために努力することを約束する。」
日本建国の志の大きなに感じるものがありますね。
石川博信
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