オモイカネブックスはオモイカネという日本の神様の名前
公開日:
:
最終更新日:2017/04/11
巡礼記
オモイカネは知恵の神様
オモイカネブックスのロゴ
八角形の台座に本の文字 大と十の組み合わせにもなるロゴでとても気に入っている。
先月東京国際ブックフェアでも出展し「オモイカネ」ってなに?とか
「オモイカネ」ってお金が重たい、つまりお金が儲かることとか・・様々な声がありました。
ただやはり、何名か知っている方はいて、「オモイカネ」て日本の知恵や本の神様の名前でしょう?
ということで名前にひかれていらっしゃる方もいたんですね、これはとても嬉しかった。
さて・・オモイカネという神様ですがどんな神様かというと
オモイカネ 思金神とか思兼神とか言われます。
知恵や本の神様で、「八意(やごころ)」多くの知恵を持ちあわせている神様ということですね。
高天原の知恵袋という存在で、様々な問題の解決をしています。
本も人類の叡智の結集ともいえると思うんですね、そうしたところからオモイカネブックスという
名前をつけたんですね。
本が持つ力ってとても大きくて、本から影響をうけたり「気付き、学び、笑顔」ということを
受けたこともきっとあるんじゃないかと思う。
オモイカネで有名なことは
アマテラスの岩戸隠れを解決
スサノオに嫌がらせを受けたアマテラスが岩戸に隠れてしまいこの世は真っ暗になった。
(これは諸説ありますがここではこの解釈で。神々が隠れるというのは死ともとれるんですね・・
ま、この辺りは別の機会で書ければと思います)
さて、この世は真っ暗で困ったと神々が色々な手を尽くしてアマテラスを岩戸から出して
再び明るくしようと思ったがうまくいかない。そこで
オモイカネの登場です。
岩戸を開けてアマテラスを再び出すために知恵をだします。長鳴鳥を鳴かせ、鏡と玉を榊に括り付け
コウゾ(木綿)で玉ぐしをまず作ります。それを振り祝詞を読みそこからアマノウズメという神様
(のちに猿田彦大神の妻になる)ちなみに安倍総理の夫人である、安部昭恵さんはこのアマノウヅメから
ウヅという名をとり居酒屋を神田でやっています。これは全く余談ですが。
アマノウヅメがストリップで踊り神々が酒宴を開き大盛り上がりになり、アマテラスがなんで私が
いないのに盛り上がっているんだ?とちょっと岩戸を開けて覗き込んだ、その時に岩戸の前に
ある鏡のあまりのまぶしさに(これは実は自分自身の姿だが)驚いた。そしてあなたより
眩しい神様が出てきたので神々でお祝いをしているんですとアマノウヅメにいわれ、
さらにアマテラスは気になりさらに岩戸を開けるとそばに控えていたタジカラオ神が岩戸をこじ開け
アマテラスを引っ張りだし、また明るい世界が戻ってきたという事です。
オモイカネは、さらにその岩蔵にすかさず結界を張り巡らせ二度と岩戸隠れが起きないようにし、
さらに入口の石をタジカラオ神に投げさせた。
その岩は遠く信州の戸隠神社まで飛んだといわれ現在もご神体として鎮座しています。
玉串や紙幣の原型になったコウゾを使ったり、宴席ストリップ・・・凄い知恵ですね。
なんせ八十万の神でも引っ張り出せなかったアマテラスを引っ張りだしたんですから
凄いですね。
オモイカネは神々の中では知られた存在で、ここはオモイカネに相談しよう。
そんなことから岩戸開きの事実上の指揮者ともいえます。
その後も
出雲の国譲り
でも活躍します・・といってもこれは2回ほど作戦をたてますが失敗します。
なんせ相手は大国主。日本の元神様と言われる凄い神様です。ダイコク様とも言われますね。
余談ですが大国主はある意味日本型ヒーローの典型ともいえる神様です。
最初は優しいけど弱く二度も死んでいます、しかしそのたびに蘇り(出雲大社は蘇りの神社としても有名です)
最後は、スサノオに鍛えられお婿さんになり出雲に鎮座し国を治めていました。出雲といっても当時は
凄い大国だったと推察できます。あ、すいませんまた道がそれましたね、もとに戻します。
ま、2回ほど国譲りを図ったが失敗し最後はタケミカズチとう武力の神様を派遣して
国譲りを成功させます。
神話の大きな出来事にはオモイカネがおりそして時代が出来てきたともいえます。
古事記などをどう解釈するかですが、少なくても問題解決、気づき、実行、そして新しい時代へ
導いてきたといえる、オモイカネはターニングポイントで重要な役割を果たしています。
本の力もそのような力がある。
多くの気づき、解決、・・日本の知恵、本の神様であるオモイカネの名前を付けたことは
本の力で良い社会へ、課題の解決へ・・本によって出来ることは大きいですね。
そのような志事にしていきたいという想いで
オモイカネプロジェクトという名前を付けました。
オモイカネプロジェクトは、著者、読者そして社会課題解決など本を活用した事業を示して
オモイカネブックスは本を販売するいわば本屋さんを指しています。
いずれオモイカネという名前そしてロゴは統一して活用していきます。
本の力で経世済民を
オモイカネプロジェクトが産声を上げましたが、これからどうぞよろしくおねがいします。
石川博信
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