鏡開きプロジェクト 山元学校
公開日:
:
最終更新日:2017/02/13
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山元学校で鏡開きの様子
鏡開きに使われているお酒は、日本で唯一明治神宮への奉納酒を作っている
千葉県の亀田酒造さんのお酒で、皇室行事でも新嘗祭、お正月の奉納でも
使われています。
この鏡開きってやってみるとホント面白い。
先日の山元学校では70名ほどの参加でしたが、鏡開きになると、とても
盛り上がりました。
掛け声を出して(今回は参加者には言霊で行っていただきました)
会場一体になるように、掛け声を合わせ
木槌(ウチでの小槌)を持つ主役は今回はなんと8人!
日本神話でも度々登場しますが、8柱になったわけです。しかも男性4人女性4人と
男女ピッタリ半々でした。
こんなことってあるんだな・・・と感心していました。
僕のように感じた人がいるかどうかわからないけどね。
とても良い鏡開きとなりました。
日本的な文化な鏡開き
皆さん楽しそうにやっています
僕はこれ凄い大事だなって思う
楽しみながら、一体となってやる。
例えば事業でも志事でもそうだけど、一生懸命やるとうことも
真摯に取り組むことも大事だと思うけど、その中に
笑い、笑顔とかも大事
って思うんですね。ついついしかめっ面になりやすい志事だけど
それだけでなくて、楽しみながらもいいと思うんですね
幕末維新の際には
「ええじゃないか運動」
が流行りこれが元になり社会の雰囲気が大きく変わり明治維新ができたとも
言われています。
もっと昔に遡ると、
「天の岩戸開き」
がある。この時はアマテラスが岩戸に隠れて世の中が真っ暗になってしまった。
それで困った神々が知恵の神様である「オモイカネノミコト」へ相談し
オモイカネはアマテラスを岩戸からどうやってだそうか?知恵を出しますが
そのうちの一つが、
「宴席」
だったのですね。御酒を神々に振る舞い、アメノウヅメに踊ってもらい(全身ストリップ)に
なって最後には踊ってしまった。しかしその様子がとても楽しんで行ってるように感じて
少し覗き見をしたアマテラスを岩戸から引っ張りだして再び世に光がもどったという話です。
このときも神々が大笑いした様子が伝わっています。
日本での大きな社会変革のときはこの
祭りがポイント
ではないかと密かに思っています(全く密かではないけど)
楽しみながら社会をよくするってとても楽しいことではないかと
考えているわけですが、中でもこの鏡開きというのは
とても日本的で楽しめてよいのではないかと考えた次第です。
鏡開きってここでは御酒を使っての鏡開きを指してますが
お餅でも鏡開きって行いますね。
どちらも共通しているのは
「円」状ってことですね。そして実際には割るのに、
割ることを「開く」と表現してるってことですね。
日本の八百万の思想がここにも反映されていると感じています。

石川博信

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