御礼状出していますか?
公開日:
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最終更新日:2017/02/10
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御礼状って出していますか?
ビジネスでも社会でも人との出会いってあると思うけど
最近ではビジネスの現場でもサンキューメールが多くなっていますね。
サンキューメールももちろん大事だけど、お礼状ってださないのか?って思う。
僕自身様々な人をあっても御礼状をくれるのはめったにない。だから価値があると
思うんですね。
手紙や葉書を出すというのは結構手間もかかるし大変かも知れない。だけどそれが
価値になる。サンキュウメールは一度見られてその場で終わりかもしれないし
サンキュウメール自体はちょっとした時間でもおくれるし、それも悪いことではないし
むしろ良いことですね。
でも、手紙や葉書というと手間がまるで違う、だから大勢の人はやらない。
だからチャンスだと思う。
自分の営業時代でもよく手紙を書きました。字も上手じゃないし文章もまとまって
ないかも知れない。だけどそのおかげで沢山のお客さんに恵まれた。
独立してからもそれは続けて、事業が上昇するきっかけをくれたのも手紙がきっかけだった。
ある、工務店のネットワークを持っている創業者で何百億の売上げもある方だった。
会社に突然電話がかかり、
「あなたの手紙には志がある。一度会おう」といってくれてその社長のおかげで
事業は成長していくことになった。もし、印刷物の案内状やDMだったらその創業者はきっと
動かなかっただろうと思う。
僕はあったときにすぐ言われた。
「あの手紙でどれだけ仕事ができるかわかった。新規事業で○○億の会社をつくるから
そっちをやれるか?」
でも僕は断った。ご好意は有難いけど、その会社の為に独立したわけじゃないし
創業メンバーもそんなことを僕がしたら残念がるでしょう。と。
創業したてで仕事はのどから手が出るほど欲しい、だけどそれは行きすぎだと思った。
何よりも志すシゴトとの方向性が違うことは受け入れてはいけないと思ったんですね。
その後も沢山仕事は頂いた。今はも後任に託して引退されているけど感謝しかないですね。
手紙ではそんなこともあった。
戦国時代はもちろん今ほど通信も発達していなくて手紙がやり取りの主であったが
ひときわ筆まめだったのが豊臣秀吉という
百姓から天下人になった豊臣秀吉 筆まめだった
その数は普通の戦国大名の3倍近くになるという。
武将間のやり取りから家族にあてたものや部下にあてたものとか、沢山あるがその中で
ひときわ目立つのが、
「絵」を手紙にいれていたこと
だという。決して上手とはいえない絵ではあるが、例えば戦のときの陣形や地形など
相手が分かりやすいように心がけて手紙に書いていたという。
これは秀吉の工夫の特徴で、当時は文字ばかりで文字で想像して読むしかないが
絵を入れることでより明確なイメージを先方が持つことができて意図が伝わりやすい。
これは、戦の状況の的確に知らせるために活用したところ分かりやすいと誉められて
生涯そのような形で手紙を書いています。
今はソーシャルメディアが全盛の時代。もちろんネットも全盛ですがそんな中だからこそ
手間を掛けること、そして相手が感じ取れるもの。
御礼としては御礼状、つまり手紙であり葉書になると思います。
相手への感謝の念、そして感じ取ってくれる相手。きっとその中で仕事を出来ていれば
楽しく素晴らしい仕事が出来るのではないかと思います。
御礼状ってこれから益々大事に成ってくると思います。
石川博信
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