今、手紙の価値は高い。
公開日:
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最終更新日:2023/10/21
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昭和40年代に、松下幸之助は、今の営業は手紙をださなすぎるといったという。
手紙の価値が再び上昇しています。
デジタルコミュニケーションの増加により、
手紙は珍しさと個別性を持つ手段として注目されています。
手書きの温かみや、
受け取る人への思いやりが感じられることから、
感情的なつながりや特別な意味を
持つ手紙が人々に喜ばれています。
また、手紙はメールやSNSよりも
プライバシーが守られ、永続性があります。
大切なメッセージや感謝の気持ちを伝えるため、
手紙が再び重要視されているのです。
大切な方へ、お客様へ暖かみのある手紙。
みなおしてみませんか。
独立以前から、
初対面の方には、
ハガキでお礼を伝える習慣を持っていました。
その習慣が、独立後も役立ちました。
ハガキを送った相手には、
電話で訪問の申し出をすると、
ほぼ確実に会うことができました。
訪問では、「黄金の雑談」を交え、
相手が抱える問題点を洗い出し、
解決策を提案したこともあります。
この方法が人間関係の構築と問題解決に効果的でした。
相手の脳裏に「あの人と話すと、問題の出口が見える」
というブランディングを作ることが重要です。
会った後に相手に何を残すかが、ブランド戦略の鍵です。
例えば、勉強会に参加して人と出会い、
その後ハガキを送り「真の対話」をすることで、
2年間続けると多くの人に
「あの人と話すと問題の出口が見える」
という印象を持たせることができました。
このような積極的な人間関係の構築が、
個人のブランド形成や信頼性を高める上で非常に効果的です。
相手に良い印象を残すことで、信頼と好意を得られる可能性が高まります。
ハガキの力は非常に大きく、
人生や仕事において重要な役割を果たします。
「たかがハガキ一枚、されどハガキ一枚」という言葉が示す通り、
小さな手書きの葉書にも大きな力が宿っています。
特に今のネット時代では、
手書きの葉書の効果が際立ちます。
デジタルコミュニケーションが主流となる中で、
ハガキは珍しさと個別性を持ち、
心温まる感謝や思いやりを伝える手段として重要視されます。
特に若い人は、ハガキを積極的に活用することで、
人間関係の構築やコミュニケーション能力の向上に貢献できるでしょう。
大切な縁や印象を残すために、
手書きの葉書を使うことで新たな可能性が広がります。
是非、活用して欲しいと思います。
また手紙そのものも、DMなどと違い
力を持ちます。
手書きの手紙を受け取ったときと
DMを受け取ったときの違いがわかるでしょう。
大切なことを伝えたい。
そういう時こそ手紙を活用したいものです。
石川博信
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