猿田彦と伊勢神宮
公開日:
:
最終更新日:2021/08/09
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天孫降臨神話で出てくるサルタヒコ
導きの先導の神様としても有名ですね。
日本神話には、色々な神様が出てきますが、
その中でも、重要な役目を果たした神様です。
出雲の大国主から国譲りを受けて
ニニギのミコトが天下りますが、
その際に、どこに下りようか?
迷っているときに現れたのが、サルタヒコの神様で
このときに、日向(今の宮崎県)へ案内し
そこから、天孫降臨神話が始まります。
行く先を示す、先導役として
道を開くということにご利益があると言われています。
早朝の猿田彦神社 とてもすがすがしかったですね。
朝日もきれいです。
時がたち、アマテラス大神の安住の地を求めて、倭姫命が
各地を行脚していました。
元伊勢という地名が多いのも、この時に、倭姫命が
立ち寄った地とされています。
そして、ようやく伊勢の地にやってきました。
伊勢はサルタヒコ大神が治めていましたが、
その土地をアマテラス大神に譲ったのです。
現在の伊勢神宮のすべてではないかもしれませんが、
相当の広さの土地をアマテラス大神の為に譲ったわけです。
これは凄いことですね。
伊勢神宮は、内宮、外宮とあり
とても広大な敷地です。
一方で、サルタヒコの神社はホンの少し。
小さくこじんまりとしています。
【猿田彦大神は社会を俯瞰し自分の土地も差し出して
自身は小さな社にとどまった。】
とても凄いことですね。
もともとあった、古殿あとにある八角形の干支を示した柱。
先導役としての方位を指し示したものだろうか。
古来より、お米の奉納も行われており
ここにあるのは、御田で、毎年お祭をされるそうです。
伊勢神宮の内宮
今回は、御垣内参拝をしました。
ここは、アマテラス大神の荒御魂を祭っている荒祭宮です。
五十鈴川もきれいですね。
五十鈴川付近にある、瀧祭大神
ひっそりと祀られています。
猿田彦と伊勢神宮については
歴史もあり、関係性も高い。
太古の時代のことは類推するしかないが、
あれだけ広大な土地を持っていたものを
わざわざ、倭姫命に差し上げたというのは、
大きな考えあってのことと思うが。
それにしても、
あそこまで広大な土地を差し上げるものか。
と感心もしました。
もちろん、自分自身が小さな社にとどまるということも
凄いと思いますが、
なぜ、そうしたか?
ということをもっと知りたいですね。
伊勢神宮と猿田彦大神。
古代史、神話の世界の謎であり、探求の面白さでも
あります。
石川博信
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