人の使命 古事記

公開日: : 最終更新日:2023/06/15 未分類

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古事記に出てくる国産みをするイザナギとイザナミ

人の使命は何か?

自分の使命や天命は考えたことはありますか。

何をなす為に生れてきたのか?

そんなことを考えたことがある方も

いると思います。
人の使命とは、その人が生まれてきた目的や役割を指します。

人の使命は個人によって異なるものであり、

一人一人が自身の才能や情熱を発揮し、社会や世界に対して貢献することを意味します。

人の使命は、自己の内面に向き合い、自己理解を深めることから始まります。

それぞれの個人は、自身の価値観や情熱、才能、経験を通じて、

何を成し遂げたいのか、どのような意義や喜びを追求したいのかを考える必要があります。

人の使命は、個人の成長や幸福感にとって重要な要素です。

使命を見つけ、それに向かって行動することで、

人は自己実現や充実感を得ることができます。

使命に基づいた行動や取り組みは、人生に意味と目的を与え、個人の成長や満足感をもたらします。

使命は個人だけでなく、組織や社会にとっても重要な要素です。

組織や社会は、異なる個人の使命や才能を統合し、

共通の目標や価値を実現するために活用することができます。

個人の使命を組織や社会の使命と結びつけることで、より大きな意義や成果を生み出すことができます。

人の使命を見つけるためには、自己探求や内省が重要です。

自分自身と向き合い、自身の価値観や情熱、才能を理解し、

それを社会や世界にどのように活かすことができるのかを考えることが必要です。

また、他者との対話や経験を通じても使命を見つける手助けとなるでしょう。

人の使命は個々によって異なりますが、その実現に向けて努力し、

自己の成長や社会への貢献を追求することは、豊かな人生を築くために重要な要素ですね。

何のために生まれたのか?

自分はなにをすべきなのか?

根源的な問いですよね。

自分の前に誰でも「人間」でもあります。

そして人の使命というのは

古事記に書かれています。

人間の使命は「漂える国を修め理(つく)り固め成せ」

それは、高天原の神々が、イザナキ・イザナミに授けた言葉でした。

「漂える国」とは、まだ発展途中の宇宙の中の地球でしょう。

大和言葉でいうところの国(くに)で、ふるさとのこと国(くに)と呼んだりしますね。

「修め理り固め成せ」は、

修め(おさめ)は、まずならい、まなび、改善を重ねて行きなさいということです。

そして、しっかりと創り上げ成して行く。

つまり、宇宙の生成発展の為に為すところに、人間の使命があるということになります。

もっとやさしくいえば、社会の為に尽くすことが人間の使命ということです。

自分だけ良ければよい。ということでなく

事業であれば、より良い社会の実現の為にできることをする。

日本では、それを志といいました。

夢は自分のためのもの。

志は社会を含んだもの。

地球規模の大きな課題がある現在は、夢ではなく志の時代ではないでしょうか?

万物の霊長である人間の役割は大きく、しかし人間一人ができることは限られている。

だから、おおくの志を共有する仲間で成し遂げていく、それが人間の使命です。

そして人間であるわたし達は人それぞれの天命も与えられている。

自分の天命とはなにか?

人類の使命にのっとっていることは間違いありません。

その上でその人固有の天命があります。

よく社会を観れば、自分がしていることできていることの小ささに気づかされます。

たとえば、食事を例にとっても、

ご飯を作る人、お米をつくる人、田んぼの肥料を創る人、それを運ぶ人、ご飯の器を創る人、売る人、梱包を創る人、またデザインを考える人

などこのような大きなつながりによって食事一つとっても成り立っている。

これ意識してみると凄いことですね。

人類の生活と活動は見事なくらい結びついている。

これからの文明は、地球と人類が一体となる「共生文明」でなければ地球も持たないかもしれません。

人それぞれ、この時代に生まれた使命に目覚め、自分に与えられた天命に向かい、志を立てて良い社会を創りたいものです。

自分だけでなく、人類にとって社会にとって

地球全体にとってどうなのか。

今ほど、大切なときはありません。

私は、日本に古来から伝わる

全てに命を観る。そして活かす。

八百万に神性を観る日本、

日本文化や精神が地球を救い、良い社会になる根源ではないかと

考えています。

皆さん、どう思いますか?

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石川博信

石川博信

2009年ジーレックスジャパン株式会社創業。 日本の文化や歴史好き。小学校時代は通信簿で「オール1」の落ちこぼれ。日本にある素晴らしいものごとを国内外に広めていきたい。 それが私たちの想いです。長い歴史と四季のある気候に育まれた日本文化は、国内では衰退しつつある一方で、海外では日本の食文化、武道、芸道からコミック・アニメまでその愛好者は増加しています。 国内においては、日本の持つ素晴らしいものごとを見直し、海外においては、様々な商品にある歴史、ストーリー、想いを伝えていく。 日本のものごとが国内外へ広がり、その中で日本の文化や精神性に触れる機会を多く創出し、日本の素晴らしさを知って頂く事が、日本そして人類にとってもより良い社会へ繋がると考えております。
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