中村天風の言葉 人生に大切なこと
公開日:
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最終更新日:2023/09/25
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中村天風 昭和の偉人です。
今日は、中村天風のことお話したいと思います。
このブログでも、何度も今まで書いていますが、今日はその中でも天風が言う人生観、
考え方ということをいくつか抜粋したいと思っています。
例えば、人生ということについてですねこの様に語っています。
「人はより運命の主人公に、誰しもなりたいと思ってる。
そのためには、心の中に、感謝と、歓喜の感情を持つことだ。
感謝と、歓喜に満ちた言葉と、交換は、人生の花園といい
良い幸福の実を結ぶ」と、
なかなかできるようでできないことかも知れません。
これに対して、感謝の気持ちをを持つことだということも語っています。
感謝ということですが、実は世の中のもの全て、感謝に値している。
しかしそれを、気づかないところがあると、いうことを言ってるんですね。
人生は、心の置き所一つ。
例えば、自分がお客様として、どこかの料理屋さんに行ったとします。
注文をして、その料理が出てきます。
これ当たり前のことなのか、いやそうではない。
料理をする人、お店の設計をする人また、原材料のお米も魚も最も、肉も誰かが
育てたり、運んだりしないければ料理はできない。
運ぶ為に道路も、車も、ガソリンも必要ですね。
つまり、皆の協力なければ、料理一つとっても食べることは
できないのです。
そして料理屋さんは、料理をすることによって、来る人を喜ばせ、役に立ってるわけですよね。
自分がお客さんで行ったとしたら、そういったことに感謝して、
当たり前で出されてるわけじゃない、そういう大きな社会の循環の中にいる。
そこに気付いて感謝を持つということなんだと語っている。
それから、
この感謝ということについていくつか触れていますけども、感謝を持つっていうことが少し少ない。
なかなかできない人。
こういうときにはですね、例えば、困った弱ったな、腹が立つ、助けて欲しい。
なんでこうなるんだというような否定的な言葉を使っている可能性が非常に高い。
言葉の持つ力っていうのは、想像以上に大きくまた、その言葉はもう1回、同じような状況を運んでくる。
というふうに、考えていい。
つまり、愚痴を言う人には、また愚痴を言いたくなる環境が来る。
腹が立つと、言えばまた腹が立つ状況が来る。
反対にですよ。
ありがたいなあと、感謝してる。
こういう言葉を使えば、これもまた然りということになるんですね。
人生万事もう根本的な人としての在り方を説きました。
これを心身統一法という自分が編み出したものにまとめて広げていったわけです。
天風は心とからだと一体である。
人間の本当の心がそして、本当の健康ですね。
これが一体となって、人は花開き可能性っていうのが、ものすごく大きくなってくる。
こういうことを伝えてきました。
皆さんもきっとこのブログを見てる方は、中村天風のことをよく知ってる方じゃないかと思います。
私も天風哲学は、もう何十年でしょうか。
本を読んで学んだり、何回か、天風会の研修にも参加したことがあります。
少しまとめます。
中村天風は、心身統一法(あり方法)として知られる独自の哲学と実践を提唱しました。
彼の「あり方法」は、人生において心と身体を統一し、
真の幸福と調和を追求するための指針です。
以下に、中村天風のあり方法に関する主要な要点を紹介します。
自己認識と自己啓発: 中村天風は、まず自己認識と自己啓発が重要であると考えました。
自分自身を深く理解し、自己改善に取り組むことが、幸福な人生の出発点であると強調しました。
現在の瞬間への集中: あり方法では、過去や未来への不安や執着を捨て、
現在の瞬間に集中することが重要だと教えられます。
このようにして、過去の後悔や未来の不安から解放され、幸福感を見つけることができます。
呼吸と瞑想: 呼吸と瞑想は、中村天風の教えにおいて中心的な要素です。
正しい呼吸法を通じて、心と身体を統一し、ストレスを軽減し、内なる平和を追求します。
瞑想は、自己探求と内省のツールとして用いられ、自己啓発の一環とされます。
社会との調和: 中村天風は、内なる平和を追求するだけでなく、
他人との関係においても調和を重視しました。他人との共感と思いやりを持ち、
社会的な調和と共同生活を大切にしました。
自然との調和: 中村天風は自然との調和を促進し、自然界の美しさと共感することを奨励しました。
自然との触れ合いを通じて、人間と環境の調和を追求する価値を提唱しました。
中村天風のあり方法は、個人の精神的な成長と社会的な調和を重視し、
日常生活の中で実践できる実用的な哲学です。
この方法を通じて、人々は内なる平和と幸福を見つけ、
他人との関係や環境との調和を築く手助けとなるでしょう。
今回、このブログでお伝えしたいなと思った中村天風のこと。
また、今後も紹介していきたいと思います。
長い文章お読みいただき、ありがとうございました。
石川博信
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