微差が大差を産む！日本の長寿企業

公開日： 2023/09/22 : 最終更新日：2023/09/22 未分類

日々の微差が違いを産む。

木も一年の積み重ねで大木になっていきます。

先日、野球のＷＢＣで世界一になった日本。

ＭＶＰを取った大谷選手も

1日であそこまでなったわけではなく、

日々の積み重ねによって成長したのでしょう。

もちろん、才能もあったでしょうが、

その徹底ぶりに同じプロ野球のトップレベルの方々まで

驚いています。

なぜ、ここまで徹底してできるのか。

単に意志が強いということだけでなく、

明確な目標がしっかりあるこということ。

そして、自身の現在地をしっかり確認しながら

トレーニングに励んでいるといいます。

それは、非常に範囲が広く

単に野球の練習だけでなく、

食事や睡眠まで多岐にわたります。

ＷＢＣを見て、改めて目標の大切さや

日々の努力の大切さがクローズアップされることにもなりました。

経済の世界でも同じようなことが言えそうですね。

少しの差がやがて圧倒的な差を生む。

心掛けて行きたいですね。

また、ほかにもあります。

健康とフィットネス: 日々の運動や健康的な食事習慣を積み重ねることで、
長期間にわたり健康な体を維持できます。
例えば、毎日の短いウォーキングやジョギングが、
数か月後には体重の減少や体力の向上につながります。

教育とスキル習得: 日々の学習やスキル習得を続けることで、
知識と能力が着実に成長します。
例えば、毎日の読書やオンラインコース受講が、
数年後には専門的な知識や資格の取得につながり、
キャリアの向上に寄与します。

貯金と投資: 毎月少額のお金を貯金し、
それを投資に回すことで、長期的な財政の安定と資産の成長が実現します。
積み重ねた貯金と投資収益は、年数を重ねるごとに膨らんでいきます。

社会的関係と信頼: 日常的なコミュニケーションや思いやりのある行動が、
友情や信頼関係を築く土台となります。長い期間にわたり、
信頼の積み重ねはビジネスや個人生活での成功に不可欠です。

環境保護と持続可能性: 小さな環境に配慮した行動が、
地球全体の環境に良い影響を与えます。
例えば、リサイクルやエネルギーの節約を日常生活に取り入れ、
数年後には環境への貢献が蓄積されます。

積み重ねの凄さは、短期的な目標を達成するだけでなく、
長期的な持続可能性と成功を築くための鍵です。
小さな努力や変化が日常生活に組み込まれ、
コツコツと続けられることで、驚くべき成果と影響が実現します。
したがって、目標を設定し、地道に努力を続けることが大切です。

また日本の企業について、お話したいと思います。

日本の企業といっても、大企業では、ありません。
日本の長寿企業創業100年を超える。
創業200年を超える実は日本は、

人も長生きですけど、企業も長生きだと言われます。
ちょうど先日ですけど、日経BPコンサルティングという会社が、

長寿ランキングというものを発表しました。
創業100年以上の世界では、6万6609社あり、日本は、世界に占める長寿企業の41％しめています。
3076社。
これが、日本の企業なんですね。
そして、創業200年以上になると、世界で2062社で、そのうち、日本は1340社で、なんと65％が日本企業なんですね。
皆さんの周りにも、創業100年超えるとか、こういう企業結構あるんじゃないでしょうか。
これ日本でもすごいんですが、世界で見ると、もっとすごいですよね。
しかしなぜ、これほど長寿企業が、多いんでしょうか。
先ほど、人の寿命も日本は長いと、いうことを書きましたが、
実は、日本という国自体も、世界最古の国と、言われ、神武天皇以来、126代の天皇が続いています。
そこだけで見ても、2680年になるんですよね。
最近では、もっとその前に、日本の歴史はあった。
そういうこともいろんなところで、言われています。
先祖をさかのぼると、もう何年になるのか。
想像もつかないぐらいですよね。

この日本の長寿企業一番古いと言われている企業は、金剛組、という大工さんの会社ところが、

一時期、社寺仏閣の建築だけではなくて、コンクリート造の建物を作ったり、

こういうことをしていく間に、会社の経営が悪化していったということもありました。
そこからまた立て直しを図って、今に至ってるんですが、

聖徳太子の時代に、四天王寺というお寺を作って、

それから、もう、1200年以上会社をやってるんですよね。
日本の長寿企業の特徴としては、いわゆる経営理念それと同じような家訓というのが、ありました。
この覚悟をしっかり守る。
そうすれば、会社は存続できる。
そして、多くの長寿企業の中に、どんな仕事でも、良いときもあれば、厳しいときもある。
そのときに、利益を追うのではなく、信用を作りなさい。
ということが書かれています。
これ、すごいことですよね。
企業ですから、利益を追うことは当然なんですけど、厳しいときこそ、信用を大切にしなさい。
またその信用を作っていくことで、また、良い発展が生まれる。
そういうことを言ってるんですよね。
日本の企業の研究は、実は、海外でも多く行われています。
そうですよね。
なぜこれだけ長寿企業が多いのか、不思議に思っても、おかしくありません。
その中で、家訓や経営理念だけではなく、いくつかの行っている。
こともわかりました。
これは、一つは、ほとんどの会社に神棚がある。
そして、会社に縁がある。
神社に奉納したり、お祓いを受けたりしてる神社仏閣は、いつも形になってますよね。
同じように、日本のこれらの長寿企業仕事の一つで、掃除ということもあります。
つまり、非常に綺麗にするそれは、整理整頓に繋がったり、

整理整頓は、生産性の向上に繋がったり、

お前の感謝に繋がったり、こういうことがあり、日本の企業は、長寿ではないか、こういう研究もあります。
今日は、日本の長寿企業について、書きましたが、それに、習って、家訓を見つめてみる。
また、会社の清掃整理整頓こういうことも大切にしていきたいですよね。
日本の長寿企業は、経済界において特筆すべき存在です。彼らは、数十年にわたって持続的な成功を収め、多くの経済変動や競争の中で存続してきました。彼らの成功は、いくつかの要因によるものです。

まず、長寿企業の多くは、堅実な経営方針と独自の企業文化を持っています。彼らは長期的な視野を持ち、安定性や持続可能性を重視します。経営方針は徹底的に実行され、社員には経営理念や価値観が浸透しています。このような独自の企業文化は、組織を結束させ、長期的な目標の達成に向けた努力を促します。

さらに、長寿企業は顧客との長期的な関係を築いています。彼らは品質や信頼性に重点を置き、顧客満足度を最優先に考えます。これにより、顧客は企業の製品やサービスに対して長期的な信頼を抱き、継続的な取引を行う傾向があります。顧客ロイヤルティの構築は、長寿企業の成功の一因となっています。

また、長寿企業は市場や技術の変化に対して柔軟に対応する能力を持っています。彼らは常に環境変化を予測し、革新的なアイデアや新しい技術を導入することに積極的です。これにより、彼らは競争力を維持し、新たなビジネスチャンスを見出すことができます。

さらに、日本の長寿企業は社会的責任を果たすことにも力を入れています。彼らは地域社会への貢献や環境保護に取り組み、企業価値の向上を図っています。これにより、企業は社会的な信頼を築き、良好な企業イメージを維持することができます。

ただし、長寿企業も変革の必要性に直面することがあります。時代の変化や新たなビジネスモデルの出現に対応するために、長寿企業は、柔軟性を保ちながら組織の改革やイノベーションを進める必要があります。新しい技術やビジネス手法の導入、デジタル化への対応など、現代のビジネス環境に合わせた変革が求められます。

また、グローバル化の進展により、海外市場への展開も重要です。長寿企業は国内外の競合他社との競争に直面し、国際的なビジネス環境での地位を確立する必要があります。グローバルな視野と戦略が求められる中、異文化や異なるビジネス慣行への適応力が不可欠です。

さらに、人材の確保や育成も重要な課題です。長寿企業は経営の安定性や信頼性から、優秀な人材が集まりやすいとされますが、新たな人材の育成や多様な人材を受け入れる柔軟さも求められます。グローバルな人材市場で競争力を維持するためには、人材の多様性や創造性を活かす環境を整える必要があります。

最後に、リスク管理も重要な課題です。経済や社会の変動により、ビジネスには不確実性やリスクがつきものです。長寿企業は事業継続性計画やリスク管理体制を確立し、将来の不確実性に備える必要があります。リスク管理の強化により、企業は変化に対応し、持続的な成長を実現することができます。

日本の長寿企業は、これまでの経験と成功を基にしながら、変化に対応し進化を遂げる必要があります。グローバルな視野、革新的なアイデア、多様な人材の活用、そしてリスク管理の強化が、彼らが長寿を維持し続けるための鍵となります。日本の長寿企業がこれらの課題に取り組みながら、将来に向けて更なる成長と繁栄を遂げること
ことが期待されます。彼らは豊富な経験と知識を活かし、新たなビジネス領域に進出することも考慮すべきです。特に、持続可能なビジネスやグリーンテクノロジー、デジタルサービスなど、社会の課題に対応する事業領域に注力することが重要です。

また、協業やオープンイノベーションも長寿企業にとって有益な戦略です。新興企業やスタートアップ企業との連携や提携により、新たな技術やビジネスモデルを取り入れることができます。相互の補完性やシナジー効果を生み出すことで、競争力を向上させることができます。

さらに、社会的責任や企業価値の向上にも注力すべきです。環境保護や地域貢献活動など、社会的な課題に主体的に取り組むことで、顧客やステークホルダーからの信頼を高めることができます。企業の社会的な役割を果たすことは、長期的な持続可能性を確保する上でも重要です。

最後に、経営者やリーダーの役割も大きな影響を持ちます。彼らは変革への意識を持ち、新たなビジョンや戦略を提示する必要があります。組織内のイノベーションを促進し、社員の意欲や創造性を引き出すリーダーシップが求められます。経営者のビジョンとリーダーシップが、長寿企業の未来を拓く鍵となります。

日本の長寿企業は、過去の成功と経験を基にしながらも、変化に対応し進化を遂げることが求められます。グローバルな市場やテクノロジーの進化、社会の変化に柔軟に対応することで、彼らは長寿を維持し続け、さらなる成長と繁栄を達成することができるでしょう。
長い文章読んでいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
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石川博信

2009年ジーレックスジャパン株式会社創業。日本の文化や歴史好き。小学校時代は通信簿で「オール１」の落ちこぼれ。日本にある素晴らしいものごとを国内外に広めていきたい。それが私たちの想いです。長い歴史と四季のある気候に育まれた日本文化は、国内では衰退しつつある一方で、海外では日本の食文化、武道、芸道からコミック・アニメまでその愛好者は増加しています。国内においては、日本の持つ素晴らしいものごとを見直し、海外においては、様々な商品にある歴史、ストーリー、想いを伝えていく。日本のものごとが国内外へ広がり、その中で日本の文化や精神性に触れる機会を多く創出し、日本の素晴らしさを知って頂く事が、日本そして人類にとってもより良い社会へ繋がると考えております。

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